好きな音楽
2007年02月05日
YMO がCMで復活!!(キリンラガービールのコマーシャル)
2/3の夜、いつもの様に夜の10時からテレビ東京系列で放映されている<美の巨人たち>という番組を見ておりました。
今年になってから?(正確ではありませんが)、スポンサーさんがエプソンからキリンビールに変わっているのですが、番組の中頃に流れたコマーシャルを見てびっくり。
なんと、YMO(イエローマジックオーケストラ Yellow Magic Orchestra)のメンバーだったお三方(細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏 )が揃って登場されているではありませんか。
それも、原始人や江戸時代の人の格好までして、代表曲<ライディーン(RYDEEN)>を演奏し、最後にキリンビールを傾けてにこやかに談笑されています。
YMOは1978年から1983年まで活動した日本が世界に誇るテクノポップの第一人者グループです。
シンセサイザーを駆使し、コンピューター音楽を世に知らしめたカリスマ的なグループです。
私がちょうど小学生から中学生にかけて活躍していましたので、非常に印象深く覚えています。
1983年で解散(活動停止)した後、1993年に再生YMOとして、9年5ヶ月ぶりのオリジナル・アルバム「テクノドン」を発表し、コンサートを開きました。
この時は運よくチケットが取れ、東京ドームでの初日のコンサートに行くことが出来ました。
ドームの天井一杯に映し出された映像と音楽、当時の世間の評判はいまひとつでしたが、個人的にはかつてのYMOのイメージを強く持たずに聞きに行った分、良かったと思います。
早速キリンの公式サイトへ。
CMで流されていたのはこのCM用に新たに演奏し直した2007年版のライディーン(RYDEEN 79/07)とのことでした。
CMで流れた曲調がなんだか少し違うなと感じたのですが、間違いではなかったようです。
残念ながら今回の曲はCD化されない模様。
その代わり、音楽配信という形でダウンロードする、もしくは着うたとしてダウンロードするという方法が採られていました。
また、キリンの公式サイトではテレビコマーシャルも見られるようになっていましたので、まだ見ていない方、YMOを懐かしく思われる方は是非サイトを訪問してみて下さい。
個人的には『ああ、皆さんいい年になっているなあ』という印象を強く受けてしまいました。
まあ、そういう自分がもう30代後半なのですから当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。
YMOのCDはアマゾンやオークションサイトなどで安く売られていたりしていますので、改めて聞き直すなら今がチャンスかもしれませんね。
私も何枚か持っているCDをもう一度聞き直そうと思います。
2006年06月26日
マイルスデイビスの事が知りたい方は(特集マイルスとJAZZの80年 in PLAYBOY )
6/17の記事でご紹介しました、初心者の為のジャズ名盤に関する無料レポート<初めて聴くジャズ名盤>。
この中でレポート作成者の方が最初に奨められていたのが、ジャズトランペッター、マイルス・デイビスです。
しかし、ページ数が限られたレポートである為、マイルス・デイビスの人となりについてまでは触れられておりませんでした。
私自身、マイルス・デイビスについてはその名前と、“ジャズの帝王”と呼ばれ、長きに渡り最前線で活躍してきた人と言う事ぐらいしか知りません。
昨日、たまたま本屋さんに立ち寄った所、マイルス・デイビスの特集を組んでいた雑誌を見つけましたのでご紹介します。
<PLAYBOY(プレイボーイ)> 8月号 No.378 です。
表紙を飾るのはもちろんマイルス・デイビスの写真です。特集タイトルは“マイルスとJAZZの80年”。
広告を含む総ページ数160ページのうち、22ページから57ページまで(約2割強)を占めるしっかりとした特集となっています。
マイルスの発表したアルバムの変遷や、マイルス自身、そしてマイルスを知る人々の言葉が多くの写真と共に掲載される構成です。
これを読む事で、マイルスのみならず、彼の生きた時代背景や彼がジャズを含めた様々な音楽に与えた影響力を知る事が出来ます。
無料レポートでは紹介し切れなかった彼のアルバムも多数掲載されていますので、マイルス・デイビスのジャズを聞く上での良い助けになるかと思います。
<PLAYBOY(プレイボーイ)> 8月号は発売されたばかりですので、近くの本屋さんでもまだ売っているかと思います。
まずは立ち読みだけでも構わないと思いますので、マイルス・デイビス特集に一度目を通してみて下さいね。
スウィングのコンピレーションアルバム発見(RCAレーベルのスウィング音楽集)
以前の記事の中で“スウィング”ジャズが好きだというお話を書きましたが、昨日CDショップに出掛けた時、こんなCDを見つけました。
<RCA SWING 100>というスウィングの曲ばかりを集めたコンピレーションアルバムです。
以前から、ちょっと気になっていたのですが、映画のテーマソングやマンボを始めとするラテン音楽を聞いた時にもスウィングジャズを聴いた時に感じる雰囲気を感じる気がしていました。
単純に、演奏に使用する楽器が似たような物同士だからそう感じるのかと思っていました。
ところが、今回紹介するこの<RCA SWING 100>にもラテン音楽やスクリーンミュージックが含まれておりちょっと不思議な気がしました。
そこで中に入っていた解説書を読んでみたところ、今までの疑問は一気に解決しました。
これによると、“スウィング”という言葉は1930年前後、「音楽の上で、強いリズムを持つ時」に使われるようになり、それがいつの間にか、ジャズの色々なスタイルやサウンドの中で特にスウィングしているジャズを“スウィング・ジャズ”と称するようになったらしいのです。
ジャズの歴史の上で、“スウィング”がはっきりとジャズの演奏とヴォーカルの面で使用されたのは、デューク・エリントン楽団が1ヴォーカルにアイヴィー・アンダーソンという女性歌手を起用し930年代にレコーディングして発表した<It Don't Mean A Thing, If It Ain't Got That Swing (邦題 スウィングしなけりゃ意味がない)>というタイトルの曲だと言われています。
また、ベニーグッドマンはもっと広く多くの方にジャズを聴いてもらいたいと考え、1938年1月16日にクラシックの殿堂である、カーネギー・ホールでコンサートを開きました。
この時、カーネギー・ホールの掲示板には『カーネギー・ホールの歴史上最初のコンサート ベニーグッドマン & ヒズ スウィング オーケストラ』と書かれており、さらにその下には『スウィングミュージックについての最高のプログラム』と付け加えられていました。
この文章にはどこにも“ジャズ”という文字は入っていません。
これは、当時クラシック音楽を専門に開催してきたカーネギーホールとしては、“ジャズ”という言葉を使うとクラシックファンが軽蔑して来てくれなくなるのではと考え、“ジャズ”に代わる新しい表現として“スウィング音楽”という言葉を使ったのです。
結果、コンサートは満席の大成功を収め、これ以降ベニーグッドマンには“King Of Swing”というニックネームが付けられました。
この後、ベニーグッドマンを先頭に、多くのビッグバンドがスウィングスタイルを標榜して演奏するようになり、これらスウィングバンド達によるレコードが続々とヒットチャート入りし大流行を博したので、この1930年代後半から1940年代の事を<スウィング時代>と呼ぶ事もあります。
音楽的にみると、スウィングのリズムは4ビートを基本とし、強弱のビートがはっきりしているので、自然に手足を揺らしたくなる気持ちにさせてくれます。
ラテン音楽の中でも、この<スウィング時代>に生まれたルンバやマンボといった音楽にはスウィングのリズムが色濃く反映されている為、“スウィング系”の音楽と言っても良いでしょう。
また、この時代以降の映画音楽の中にも“スウィング系”音楽は度々登場してきています。
今回のCD、<RCA SWING 100>では、ビッグバンドによる「A列車で行こう」や「ムーンライト・セレナーデ」などのスタンダードナンバー、「この素晴らしき世界」や「マイ・ファニー・バレンタイン」などのヴォーカル曲、スウィング系である「マンボNo.5」や「コーヒー・ルンバ」などのラテン音楽、そして「アマポーラ」や「ピンク・パンサーのテーマ」といった映画音楽までを網羅した6枚組100曲のCDとなっています。
それでいてお値段はなんと、税込み¥3150です。(写真右上にも写っていますよね)
発売元 BMG JAPAN タイトルは RCAスウィング!100 BVCJ-38101〜6
スウィング入門編として自信を持ってお奨め出来るアルバムです。是非聴いてみて下さいね。
2006年06月17日
ジャズに興味を持たれたら(ジャズ名盤の無料レポート)
『“ジャズ”ってなんだか気になるんだけど』『“ジャズ”ってどれがいいのかよく分からない』という方はいらっしゃいませんか?
今日はそんな方々に参考になればというお話です。
『ジャズは難しそう。』『ジャズを聴いたことがありません』という方々、きっとそんな事はありません。
テレビコマーシャルや映画、番組のBGMとして、結構耳にしている物なんですよ。
私自身、ジャズには詳しくありませんが、1920年代頃から現代まで、たくさんのアーティストがその時代ごとに様々な曲調で演奏されてきています。
ですから、実際にCDショップに行くと、<ジャズ(JAZZ)>は曲調、アーティストなどで様々に細かく分類されており、結局どれがよいのか分からず、そのまま帰ってしまうことがよくあります。
そんな方の参考になりそうなのが今日ご紹介する<ジャズ名盤の無料レポート>です。
これは私の知り合いの方が『ジャズに興味を持たれた方の参考になれば』ということで作られました。
この方自身、非常にたくさんのJAZZ CDをお持ちで、その中から、JAZZ初心者の方が入り易そうなアーティストをピックアップされ、ご自身の感想と共に紹介されておられます。
このレポートでは、マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンをはじめとしたアーティストによる、1950年代から1960年代に発表された作品を紹介されておられます。
私自身、この時代のジャズは知らないので大変参考になりました。
私が好きなジャズのテリトリーはこの時代以前、1920年代から30年代(第二次大戦終了前も含まれるのかもしれません)のいわゆる“オールドジャズ”と分類される時代の物です。
この時代は大きな楽団による演奏の“ビッグバンド”ジャズが主流で、その後“スウィング”ジャズという演奏スタイル?(よく分かっていないので・・・)へ流行が変化して行きます。
ベニー・グッドマンやデューク・エリントンの率いるオーケストラ演奏が有名です。
かつて、何故この時代のジャズが好きなのか?を自問自答してみたことがあります。
そして出た結果が・・・・アニメ『トムとジェリー』のせいだというものでした。
子供の頃、大阪では夏休みや春休みになると毎朝必ず『トムとジェリー』が放映されていました。
このアニメ、よくよく聴いてみるとBGMにはジャズが使われています。
これを聞かされる事により、知らず知らずのうちにジャズを受け入れられる素養が身についたものと思われます。
実際、CDを買ってまで聴くのは私だけですが、弟達もジャズ自体には抵抗は無いようです。
やっぱり何か影響があったものと推測されます。
いまでもCSやケーブルテレビで観られる<カートゥーンネットワーク>というチャンネルでは『トムとジェリー』を放映していますので、視聴可能な方は一度確認してみて下さいね。
(ディズニーアニメやワーナーアニメはどうだったかな?)
ちなみに初めて買ったジャズのCDがこれです。
デューク・エリントン・オーケストラのライブ演奏版です。(CDが5〜10%OFFという理由で大学の生協で買ったと思います)
非常にベタではありますが、耳に聞き覚えのある曲で、何より、元気の出る感じが好きでした。
代表曲の<“A”列車で行こう>は殆どの方が1度は耳にされている事だと思います。
枚数が少ないのはCDよりももっぱらラジオから流れてくるジャズに耳を傾けている状況だからです。
そこで気に入った曲やアーティストをメモに取り、肝心のCDショップに行く前にそれを無くしてしまうというバカな事の繰り返しばかりやっていますが・・・。
話を戻しまして、今回の無料レポートでは <ブルーノート>レーベルのお話が出てきます。
東京や大阪にあるライブハウスの“ブルーノート”ではなく、レコードの製作会社のことです。
このレーベルについてはちょっと古いのですが、<PLAYBOY>誌のNo.359 2005年1月号で特集が組まれておりましたので、興味のある方は古本屋さんなどで探して見られるのも良いかも知れません。
今回の無料レポート、正式名称は<初めて聴くジャズ名盤>です。
http://www.muryoureport.com/catalog/product_info.php?products_id=895 から登録出来ます。
同時にメールマガジンも発行されました。
題名は「毎回1枚!ジャズ・ブレイク」 (ID:0000195569)
登録は:http://www.mag2.com/m/0000195569.htmlから可能なようです。
もちろん私も登録しました。
mixiに入っておられましたら pen-paku@新メルマガ さんで検索してみて下さい。
自己紹介などを見ることが出来ますよ。
とてもよく出来た無料レポートだと思いますので、ぜひダウンロードしてみて下さいね。