犬
2006年04月28日
しめて¥8100也!(マック引き取り顛末記)
先週、無事に田中さんの所へ引き取られてきた犬のマックのお話です。
今は以前と同じ様に工場内に寝そべっていますが、つい2週間ほど前には怖い思いをしておりました。
4/12頃に逃げ出したマックは4/14に保健所の人に保護(捕まり)され、それから4日間の間<動物指導センター>に居りました。
田中さんは13日の日から毎日問い合わせをしておられたようですが、15日になってやっと近所のもう1匹の犬と共にマックが収容されている事が分かったそうです。
引き取りに行った時には手前から4番目位の檻に入っていたそうです。
最初は元気なさそうにいたらしいのですが、足音を聞くなり分かったらしく、シッポを振って迎えてくれたらしいです。
ここは市の保健所が管轄する<動物指導センター>という名前の場所ですが、実際には引き取られない動物を処分する場所でもあるらしいのです。
飼い主を待つ動物達は日を追う毎に入っている檻を移動させられ、最後には処分部屋に入れられてしまうシステムのようです。
田中さん曰く「概ね1週間くらいかな」とのことでした。
危うい所で檻から出してもらえたマックですが、そのままスッとは帰れませんでした。
まずはデータチェックからです。
今では<動物指導センター>にもコンピューターによるデータ管理システムが導入されており、名前と住所を入力すると、そのワンコのデータが出てきます。
マックの場合、ここ暫く狂犬病の予防注射を受けていないことが判明し、注射を打つことになりました。
狂犬病の予防注射代金が ¥2650、狂犬病予防注射済票(シールと首輪につける小さな金属プレート)交付代金が ¥550 の¥3200が必要です。
次に必要なのがワンコを返してもらうための返還代金、¥3900。
そして預かっている間の世話代として徴収される飼育管理料が1日あたり ¥250×4日分で¥1000。
合計、¥8100 のお金が掛かりました。
ですがマックは登録されていたからこの値段で済んだのです。
初めて知ったのですが、犬を飼う時には役所(たぶん保健所だと思います)への届けが必要で、その際に登録料として¥3000掛かるらしいのです。
また、元々登録されている犬を譲り受けた場合でも新たに登録料として¥2500が必要になるとの事でした。
犬を飼うにあたってわざわざ届けを出しに行った記憶が無いので、これらのお金は初めての狂犬病の予防注射の時に一緒に徴収されているような気がします。
もし、届けをせず、注射も打たずに飼っていたワンコが保護されたら、飼育管理料を抜いても一度に¥10000以上も支払う事になりますね。
結構大変な金額です。ですが、払えないとワンコは処分されてしまいますし・・・。
きちんと届けと注射をし、逃げないように飼わねばなりません。これしかありません。
布やテープのみならず、例え金属製の鎖であっても、長年使っていると地面や金属同士で擦れ合う為、錆てもろくなったり、細くなったり、抜けやすくなったりしてしまいます。
使いっぱなしにせず、定期的にチェックし、怪しいと思ったら早めに交換するようにして下さいね。
うちの工場でステンレス製のワンコ用繋留用鎖を作った場合、かなり長めの特注品を作ってもこんなにお金は掛かりません。
気になる方、ご希望の方は遠慮なくお問い合わせくださいね。(ちょっと宣伝です)
何より家族の一員である動物達です。最後までしっかりと面倒を見てあげましょうね。
追伸;田中さんの所の野良猫の子猫達(5匹)ですが、すくすく元気に育っています。
野良猫達に避妊手術やワクチン接種をしてくださる所をご存知でしたら是非ご連絡下さい。
もちろん貰ってくださる方も募集中です。
2006年04月20日
2006年04月15日
田中さんの工場で事件が! (ワンコとニャンコのダブルパンチ)
本日予定していた記事があったのですが、急な事件が判明したのでそれを書きます。
時々ご紹介しているうちの工場の斜め向かいにある田中さんの工場で事件がありました。
1つは、ワンコが1頭消息不明になった事、そしてもう1つはまた動物が増えてしまった事です。
まず、1つ目のワンコが消息不明となった事件について。
4/11の夜から翌日の朝にかけ、ワンコが1頭いなくなりました。
いなくなったのはこのワンコ。
名前はマックです。(今回この子の名前を初めて知りました)
ワンコを繋いでいたナスカン部分が磨り減り過ぎて抜けてしまったため、そのまま勝手に遊びに出かけてしまったらしいとのこと。
ちょうどその日は、近所の別の犬も繋いでいた鎖が途中から切れてしまったらしく、仲良しの2頭は一緒に遊びに出かけそのまま行方不明になってしまったというのです。
4/12の朝、2頭が並んで歩いているのを別の人が目撃しておりました。
いつもであれば、例え逃げ出しても暫くすると必ず戻って来るのですが、4/12の夕方になっても帰ってこないため、田中さんは警察と保健所に届けと問い合わせをしたそうです。
ですが、4/14時点では該当する情報はありませんでした。
その為この数日間、田中さんは他のワンコ達が吠えるたびに、『帰ってきたか?』と度々外へ出て来ておられました。
そして今日、保護センターらしき所から電話があり、2頭が共に保護されている事が分かりました。まずは一安心です。
このセンターは土日がお休みな為、マックともう1頭を引き取れるのは月曜日になるらしいです。軽トラックの荷台に載せて連れて帰ってくるとおっしゃっておられました。
もう一頭の方の飼い主さんは、元々迷い犬だったこの犬を引き取って飼っていたという経緯から、今回の引き取りにはあまり乗り気ではない様子で・・・
でも、『もう一匹がみすみす殺されるのを知りながら自分の犬だけ連れて帰るなんて事は出来ない』と、引き取り費用を田中さんが全部負担してでも2頭とも連れて帰ってくるつもりのようです。
不景気な折の余分な出費になるはずですが・・・田中さんの優しさが伺えます。
もう1つめの動物がまた増えてしまった事件について。
田中さんの工場の中に、昨年の春、猫が子供を産んで行ってしまい、結局、子猫とワンコ達が仲良く暮らす変わった工場になってしまったお話をブログ記事として書いたのですが・・・。
今年は、田中さんのお隣の工場で、同じ親猫がまた子供を産んだらしいのです。
当然追い出されるので、母猫は1匹ずつ銜えてどうやら傍の物置の中へ移動したようなのですが、結局見つかり、これまた田中さんの所へ押し付けてきたそうです。
田中さん曰く、ある朝、猫達が隠れ住んでいた金属製の籠ごと田中さんの工場の中に勝手に入れられていたそうです。
『貴方に引き取ってもらえないのであれば保健所を呼ぶ。この籠はあげるから』と。
ボクサー犬の時と全く同じパターンです。
籠は半分壊れているもので役に立つとは思えません。
田中さんの性格を知っての行為ですので、ずるいとしか言えません。
今いる猫2匹(別のクロネコも住み付き現在3匹)の兄弟達にあたる猫なので、田中さん自身、悩んでおられます。
現在、こんな感じで母猫と一緒に暮らしています。合計4匹の子猫と母親が居候状態です。
昨年生まれた兄弟達はこの子猫達には『フーッ』と威嚇行為をしているらしいです。
「母猫が世話をしている今のうちに、この猫達に不妊手術をさせて里親を捜そうか」という話で今日は落ち着きましたが、一応ワンコを引き取る際に保護センターにも相談するようにと提案をしました。
この夏に赤ん坊が生まれるため、ちょっと今回は子猫を引き取れないのですが、何か良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら是非お知恵をお貸し下さい。
宜しくお願い致します。
2006年04月01日
びっくり!レディ子が?!
今朝、春の日を浴びていつものようにお散歩へいったのですが、当のレディ子は何だかソワソワ、ちょっと様子が変です。
やけに早く帰りたがります。
工場に戻りサークルに入れておいたのですが、あまりワンワンうるさいので見に行くと・・・
それも2個!!
レディ子似の山吹き色をした綺麗なタマゴです。
最近、食事制限しているはずなのに何故か太ってきたと思っていたのですが、こういうことだったのですね。
いよいよ今日からレディ子もお母さん。
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2006年03月03日
レディ子のお友達?(田中さんの所のワンコ達)
以前、シロちゃんの記事のところで書きましたが、うちの工場の斜め向かいの田中さんの工場にもワンコ達が暮らしています。
シロちゃんを含め皆、行き場がなくなり貰われてきたワンコ達です。
レディ子が朝の散歩から戻る頃、ちょうどシャッターが開けられワンコ達が顔を見せます。
いつも、“シロちゃん”、“チビスケ”等と呼んでいますが、実は、田中さん自身が本当はワンコ達に何と名付けているのかを知りません。
と言うのも、いつも一匹ずつ、『こいつは〜』と言った具合に話されるので、名前で呼んでいるのを聞いた事がないのです。
ですので、きょうはいつもどおりの呼び方でお話させてもらいます。
シロちゃんがここへやって来たお話は11月8日付けの記事を見て下さい。
チビスケについては3/1付け『レディこのワンだふる日記』に書かれている通りです。
仔犬の頃、たくさんの仲間と共に(田中さん曰く20匹近かったらしいとの事)この近所に捨てられ、捕まえに来た警察や捕獲の職員さんの手から何とか逃げ仰せ、入り込んで来たのが田中さんの工場の中だったらしいのです。
いつもは知らない犬が来ると吠え掛かるワンコ達だったのですが、よっぽどの仔犬だったからでしょうか?皆何にも言わず、このチビスケをそのまま一緒に迎え入れたようです。
こうなると、田中さんもチビスケを置いておくより仕方なくなったようです。
その後、暫くの間一緒にチビスケの貰い先を探しましたが、結局、懐かれてしまった田中さん自身が彼を手放せなくなって飼う事になりました。
ボクサー君やもう一匹のワンコ(こいつについては我々も呼び名を付けていないので・・・)は成犬の大きさになってからここへ貰われてきました。
皆大事にされ、幸せに暮らしています。
そしてこのニャンコ。この子とその兄弟、合計3匹は昨年の春、田中さんが気付くと既に工場の奥に隠れて居たそうです。
共に、ほんの子猫だったのでワンコ達はなにもせず、猫達はたくさんのボディーガードに囲まれ安心してすくすくと育ってしまいました。
今では立派な大人の猫です。田中さん曰く、『以前は犬の餌を狙ってねずみがたくさん居たが、こいつらのおかげで居なくなった。』と、既に彼らを容認されています。
ここでは犬と猫は仲良く暮らしています。でも、他所の猫が通ると怒って吠えているようす。やっぱり家族意識なのでしょうか?
さあ、ここで今日の本題、この中でレディ子のお友達になって尻尾を振ってくれるのはどの子でしょうか?
答えは、シロちゃん、ボクサー君、そしてチビスケです。“呼び名のない子”はレディ子に吠えますし、猫はやっぱり逃げてしまいます。
レディ子はといえば、仔犬の頃は結構ボクサーに近寄っていました。
シロは兄弟のジュディ同様、レディ子をうっとうしがっていました。
チビスケはおっかなびっくりでした。
今ではシロも尻尾を振って、レディ子が近づいても怒らなくなりました。
チビスケはレディ子と遊ぶようになりました。
ボクサー君は相変わらずレディ子に親しげにしてくるのですが、レディ子の方がつれない態度であまり相手にしてあげません。
見ていてちょっと可愛そうです。
田中さんの所の犬や猫、そしてうちのジュディとレディ、皆貰われてきた動物達ばかりです。
昔は大抵の家では、どこかで貰ってきた犬を飼っていたように思います。
今も貰ってきた犬は多いでしょうが、ペットショップやブリーダーさんから買ってきた犬も以前では考えられないくらいたくさん居ます。
両者のうち、どちらの犬の方が、最後まで飼い切れず処分される割合が多いのでしょう?
私自身の見解では、残念ですが“飼ってきた犬”の方が多いような気がしてなりません。
現に、身近に居るボクサー君、そしてレディ子も、飼い切れず飼い主に捨てられた犬なわけですし。
お説教出来るほど立派な人間ではありませんし、ものすごく大事に飼っているとは言えませんが、同じように動物を飼われる方全てに対してこの事だけは意識していてもらいたいのです。
『あなたが貰ったのは、あなたが買ったのは、その動物と暮らす<権利>であり、その動物の<命>ではありません。』
自分のように大事にしてやって下さいね。
2006年02月17日
懲りないんだからもう!!
昨夜のことです。うちへ帰る時間になりレディ子を柵から出した所、ご機嫌で事務所の扉のほうへ駆けて行きました。
扉を開けると当然のように中へ。
でも何だか静かです。
よく見てみると・・・・またです。
いつの間にかなにやら銜えています。それも口いっぱいに。
今日の彼女のおもちゃはこれ、梱包用のパッキンの大きな奴です。
横が15cm、縦が9cmの長方形、ポケットティッシュを少し横長にした位の大きさをイメージして頂ければよいかと思います。
厚みは4cmちょっとと結構パンパンに膨らんでいます。
これが綺麗にお口にフィットしている為なのか?それとも今までとは違う噛み心地に戸惑っているのか?
変に静かで、激しく噛む事も、逆に放す事も無く何だか落ち着かない様子。
ソファーに登ってみても座るでも無し、跳ねるでも無し。そのまま降りると事務所内を1周してまたソファーの傍へ。
そして私の座るパイプ椅子の下へ潜り込んではやっぱりソワソワ。
これの繰り返しでした。
いよいよ事務所を出る際、彼女は“今日のおもちゃ”をもう一度きちんと銜え直してレディママと共に階段を降りて行きました。
暫くして車に乗り込むと、後部座席を占領しているレディ子が何だかちょっと退屈そうにゴソゴソ、噛み噛みしています。
噛み噛みしているものの一部を取るとビニールの切れ端のようでした。どうやらさっきまで銜えていたパッキンの一部のようです。
“とうとう噛んで穴を開けたのか”と思ったのですが、レディママがその経緯を説明してくれました。
それによると、“ご機嫌な”レディ子は階段を下りた後、出口へ向かう途中にちょっと頭を下げたらしいのです。
その時、銜えていたパッキンの端っこを地面にこすり付けてしまったらしくそこに小さな穴が開いたようです。
そのまま銜えて歩くうちにパッキンは彼女の気分とは裏腹にドンドン萎んで行き、とうとうペチャンコになったそうです。
それでもレディ子はそれを銜えたままで車に乗り込んだのですが、ペチャンコのパッキンが元の噛み応えに戻ろうはずも無く、結局最後にはちぎり始めたとのことでした。
先日からの、ガムテープ、セロテープの芯、そして今回のエアパッキン。
“好奇心”と“噛みたい心”旺盛なレディ子ですから、次は何を見つけて噛み噛みし出すか?
レディママ共々「レディ子を放す時には気をつけないと」と改めて考えさせられた夜でした。
(ちなみに今日は、“どこかに隠していたのか?”以前噛んでいたと思われるワンコ用のガムを見つけてきてクチャクチャしておりました。油断ならぬワンコです。)
2006年02月16日
一度齧ると・・・止められない?
つい先日の事です。
朝、工場の事務所でパソコンの電源を入れるためにちょっとレディを放した所、事務所内を一回りした後ソファーに上がり仰向けになってなにやらやっています。
一見すると前足を合わせてなにやら拝んでいるようなそぶり。
でもよーく見てみると・・・。
その手(足)には丸くて白い輪っか状のものを持っています。
これは<セロテープの芯>じゃないですか!
そういえばこの前日、テープが無くなったので取り替えて芯をゴミ箱に入れたのでした。
ゴミ箱の中を見るとやっぱり“空っぽ”。
グルッと一回りする途中でいつものように『ゴミ箱覗き』をした彼女はこの“おもちゃ”を見つけたようです。
「頂戴!」と手を出すと「ガウ、ガウ、ガルルルルッ」と応戦です。
でも、結局最後は取り上げられて<めっ!>と怒られてしまうのでした。
きっと、前日に齧っていたガムテープの噛み応えが病み付きになってしまったせいなのでしょう。(詳しくはれでぃこのワンだふる日記を見て下さい)
この日以降、なるべくレディの目に付かない、もしくは立ち上がっても届かない距離にテープ類を置くよう気をつけています。
残念!レディ子ちゃん!
2006年01月26日
こんなのイヤ!!(レディ子の叫び)
昨日お約束したとおり、今日はレディ子のカット報告です。
これが当日、カット直後の写真です。
彼女の表情が全てを物語っています。
“イヤッ”だったようですね。
飼い主として前回のカットとの比較をしてみたいと思います。
まず左が前回、右が今回のカット写真です。
顔付近にはあまり違いは見られませんが、耳の先付近は、今回のほうが長めに残りフカフカしていると思います。
身体については、今回はセーターを着ているので見た目では分かりにくいのですが、めくってみた所、前回のような皮膚に近い位に短いカット(“ヌメーッ”とした触り心地)までは切られておらず柴犬のような触り心地でした。(伝わるでしょうか?)
参考までにこれが前回の身体です。
尻尾はスッキリ短めにカットされています。
前回との大きな違いは『足』でした。
今回は上から下まで同じような幅でふっくらした感じに切りそろえられています。
例えるなら、《冬の味覚タラバガニの足の剥き身をさっとお湯につけたときの膨らんだ感じ》とでも言いましょうか。
“美味しそう”、いやいや、「暖かそう」な感じです。
実際、その“フカフカの足”をつかんでみるとやっぱり「暖か」でした。
これがいつもの<サマーカット>ならぬ《ウインターカット》だったのですね。
そして今日、今のカットにすっかり馴染んだ?レディ子は何事も無かったようにご機嫌で大騒ぎをしております。
2006年01月25日
カット6時間前
久しぶりにレディ子がカットへ行くことになりました。
先月以降、寒い日が続いている為にずーっとセーターを着せた状態で居りますが(毛が飛び散るのを抑える役目もしていますが)そろそろ足や顔がモコモコしてきましたので、毛が絡み合う前に切っておこうといつものお店に予約を入れました。
カット決行日は昨日1/24の午後2時からに。
なーんにも知らないレディ子はソファーの上で身体をくねらせ暴れたい放題。
可愛いシッポをセーターから見せたり隠したりの“ちらりズム”も知ってか知らずかで披露してくれておりました。
今回は従来の寒そうな“サマーカット”にはならないと思いますが・・・。(私が連れて行くわけではないので正直分からないのですが)
カットの結果は明日のブログでご報告致します。