シベリアンハスキー/犬
2006年11月30日
庭の植木や草花、お部屋の植木鉢にも危険が!(ワンコ(犬)のアレルギー)
皆さんは庭やベランダ、そしてお部屋の中に何か植物を置いては居られませんでしょうか?
そしてその場所は、ワンコ達が悪戯出来る場所ではないでしょうか?
今月半ばのことです。
朝、ジュディを散歩に連れて行こうとしましたが、いつものように小屋からすぐには出てきません。
小屋を覗き込んでみてびっくり!!
ジュディの顔が酷く浮腫(むく)んでしまっています。それに元気がありません。
いつも上っている台の上には、未消化の餌が吐き出されていました。そこにはなにやら葉っぱが混じっています。
どうやら傍に植えてある草花の葉を食べたようです。(メインはオシロイバナの葉っぱのようでした)
そういえばここ数日、散歩に行くと、途中の道端に生えているイネ科植物の葉っぱを必死に噛み切って食べようとしていました。
うちで飼っていたワンコは皆、時々、イネ科植物の葉っぱを食べては吐き戻す行為を行っていました。
こうする事により、体調を整えようとしているように見えました。
ジュディは草が食べたかったのですが、思うように食べさせてもらえなかったため、仕方なく傍に植えてある草花の葉っぱを食べて、何かのアレルギー症状が出てしまったのでしょう。
一応散歩を要求するので連れて行ってやりましたが、その後、すぐに主治医である(と半ば決められてしまった)<うみんこ>先生に連絡を取りました。
うみんこ先生いわく、アレルギーの場合には“抗ヒスタミン薬”が効果を示すので“抗ヒスタミン成分”が入った薬を投与して様子を見るのが良いとの事でした。
『“アレルギー性鼻炎”薬等にも“抗ヒスタミン成分”が含まれているものがあるよ』との事でしたので、私がもらっていた抗アレルギー薬“アレロック”の成分をネット検索してみたところ、“抗ヒスタミン成分”の含有が確認されたので、午後に1錠投与してみました。
すると、効果覿面、その日の夜には顔の腫れはかなり収まってきていました。
一応、用心の為にその日の夜と翌朝にも投与をしておきました。
今ではすっかり元気、ご覧のようにいつもの顔に戻っています。
ただ、今後も草を食べたがることはあると思いますので、用心の為に、“猫用の草”を買っておこうかなと思います。
皆さんもワンコの“草食べ行動”にはくれぐれもお気をつけ下さい。
2006年10月07日
満月の夜には・・・月夜のワンコ達
今晩は中秋の名月、満月でした。
大阪では深夜近くなってやっと雲が晴れ、丸いお月様が顔を覗かせるようになりました。
ススキにお団子、月の中には餅をつくウサギのシルエット・・・と言った具合であれば風情があってよいのですが、一方では、『満月の夜には何かが起こる』、“ルナティック”といった具合に、ちょっと怖い一面も語られます。
また、“月夜に狼の遠吠え”もよく見る絵柄ですので、こっそりうちの2匹を見てみることにしました。
まずはジュディから。
見に行ってみると、散歩も済んでいるからでしょうか?既に小屋の中でした。
ですが、私に気づいたのか、ノッソリと出てきました。
フラッシュの明かりで浮かび上がったジュディの姿は・・・やっぱり怖いです。
一方のレディーはと言うと、真っ暗な中でなにやらゴソゴソ、ガウガウ騒がしくしています。
ケージにつけられた紐を引っ張り振り回してその先に付いた鈴をガランガランと鳴らしていました。
確かに彼女はちょっと“ルナティック”な状態だったようですね。
明日は十六夜(いざよい)、平安時代の女流作家も薦める<ちょっと欠けたお月様>を心穏やかにゆっくり楽しみたいと思います。
2006年08月20日
ジュディーのクーラー?(ワンコが見つけた暑さ対策)
大抵、上の写真のように、自分の小屋から離れた広い場所に寝そべって涼をとっているハスキー犬(と紀州犬のハーフ)のジュディーですが、ここ数日は午前中の一定時間、写真のように小屋の入り口に頭を向ける形で寝そべっています。
今まで見られなかった行動ですので、不思議に思ってその原因を調べてみたところ・・・分かりました。
ジュディーが頭をおいている部分には床下換気用の通風孔があります。
ここにそっと手を近づけてみたところ、ビックリ!
強くはないのですが、ちょっとヒンヤリした風が吹き出しています。
この“風”に気づいたジュディーは<マイクーラー>代わりにこの場所を利用していたのです。
ジュディ犬流、動物版<生活の知恵>にビックリです。
冷たい風が吹いているのは午前中の短い時間だけなのでちょっとかわいそうですが、それでもこのヒンヤリ感に幸せを感じているジュディーには、ほほえましさを感じてしまいました。
夏ももう少しだから、がんばれジュディー!!
2006年08月11日
早朝の決闘 (レディー対クマゼミ)
立秋も過ぎた昨日(8/10)の早朝のこと、いつもの日課となってしまったレディーとのお散歩へ出かけました。
いつもと同じ、野球場の外周を一周して帰るコースです。
周りは小さな公園として整備され、桜を始めとした大きな木がたくさん植えられています。
そこではいまや騒音問題化してきているクマゼミの一団が大合唱を繰り広げていました。
もちろん、立秋も過ぎましたので、足元には天国へ召されていったクマゼミ達の姿も。
毎日見かけるセミの亡骸に慣れっこなのか?レディーは全く興味を示しません。
ところが昨日、芝生の上で斜めになってじっとしていたクマゼミを発見。(レディーはそれも無視です。)
生きているなら木に戻してやろうとちょっと触れたところ。
『ジーーーーーッ』という強烈な鳴き声と共に透き通った羽を激しく羽ばたかせたのです。
これにはさすがのレディ子もビックリ。何が起きたのかと顔を近づけます。
今度はレディにセミの方がビックリ。
『ジーーーーーッ、ジジーーーーーーーーーーッ』と一層激しく羽ばたき、地面を左右に動き回ります。
その姿は昔テレビで見た宮崎駿アニメ<天空の城 ラピュタ>に登場した乗り物のようでした。
さーあ!レディ子のスイッチ『オン!』です。
『ワンワンワンワン・・(以降同じ)・・・・・・ワンッ』と大騒ぎで動き回るセミに向って行きます。
時々はセミに噛みつこうという素振りまで。
結局、どうにか飛び上がる事が出来たセミが逃げて行き、一件落着となりました。
暫くはレディ子も興奮が収まらない様子で何度も鼻を『フンフンッ』と鳴らしていました。
猟犬、アメリカンコッカースパニエルとしての本性を垣間見た瞬間でした。
一方、その頃ジュディーといえば、先に散歩を終え、
こんな感じで平和そうに寝そべって涼んでおりました。
そんな事があった翌日ですから、レディ子ももう少しセミに興味を示すようになったかと思ったのですが、今朝のお散歩でもセミの亡骸には見向きもせず、ドスドスと歩いておりました。
2006年08月03日
ジュディーの暑さ対策(鎖が長くなったら)
久々のジュッディーネタです。
ちょっと遅めの梅雨明け宣言から早、数日が経ちました。
それと共に、お日様もギラギラモード、優しさがありません。
午前中、ジュディーはレンガの花壇(だった場所)が作る“影”に入って涼みます。
(残念ながらお昼近くになると影がなくなってしまうのでかわいそうな為、現在ジュディ犬用にターフを物色中です)
ですが、写真のように鎖の長さがちょっと短く、苦しそうでした。
そこで鎖を長くしてあげることに。
但しあまり長くすると、ジュディ犬自身が道路傍まで出られることになり、通行人に何かする可能性が生じてしまいますので、一応50cm長めにしてあげました。
実は、今までジュディを繋いでいた鎖は、メッキのノリ具合が悪いため販売ルートには載せないある種“B級”な係留用鎖でした。
もちろんメッキだけの問題ですので繋留用鎖の機能としてはバッチリです。(一種の“まかない”的な対応ですね)
ただ、鉄製ですので、コンクリート製の地面では表面が擦れてすぐに錆が出やすくなってしまいます。
実際、ご覧のように数ヶ月もすると全体に錆が出てしまいます。
そこで今回はジュディーの為に奮発して、オールステンレス製の繋留用チェーンを作ってあげる事にしました。
(ホントは自分ちの犬ほど、大事にしてあげなきゃいけないはずなんですが、お客様用ばかり作って)
早速付けてあげました。
かなりゆったりした感じでジュディーも気に入った様子。
交換してから数日、鎖が長くなったお陰でジュディーの寝そべり可能エリアもかなり広がりました。
でもその寝そべり方、ベチョーっとしすぎじゃないかい?ジュディーさん。
2006年03月12日
2006年02月06日
春告げ犬
立春から2日、暦の上では“春”ですが、今朝もバケツの水は凍り、空からは白いものがチラホラ落ちてくるなど、冬真っ只中です。
そんな中、暦より正確に?春を感じ取るのが『ジュッディ』です。
彼の<ジュッディセンサー>によると今年の春は2/1からだったようです。
妻の話によるとこの日の午後から毎年恒例の『ウォーン』鳴きが始まったとの事。
以前のような“朝から晩までずっと”と言う事は無くなったようですが、やはり日中は鳴いているようです。
近所に住む他の犬達は殆ど鳴いていないようなので、近隣の皆さんには本当に申し訳ないと思う時期なのですが《太古の魂を引き継ぐ(と思いたい)》ハスキー犬(のハーフですが)が居るのは近隣ではウチだけですので見た目にも“野性味の強い(怖そうな)”彼のことを「あれは仕方ないなあ」と、かろうじて大目に見て下さっているようです。
そんなジュディもこの春で満11歳になります。人間で言えばかなりな年齢になってきました。そろそろいい感じに<枯れて>来る頃かと思います。(そうであって欲しいです)。
今日は、お昼頃たまたま自宅に居たのですが、ジュッディの『ウォーン』鳴きはありませんでした。
今年の彼の《春のトキメキと衝動》はもしかすると終わったのかもしれません。
同じ“オス”としてはちょっと寂しい気もしますが・・・ご近所の為にはそうであって欲しいものです。
2005年12月19日
ジュディ犬の冬支度
お昼間でも10度前後にまでしか気温が上がらなくなってきた為、ジュディの小屋も冬支度してやる事になりました。
毎年、小屋の中に厚めのシートやダンボールを敷いた後、毛布を入れてやります。格子窓には風除けのビニールを張ってやります。
ですが・・・、暫くするとダンボールは齧られ、厚めのシートや毛布は外へ引っ張り出され、ビニールは破られ・・・と言った具合でがっかりさせられます。
仕方が無いので、ビニールはそのままで放置し、毎日、シートと毛布はきちんと敷き直してやります。
とても寒い日だと、そんな事はせずきちんと丸くなって眠るのですが・・・。
1995年生まれのジュディももう10歳、人間ならかなり“いい歳”です。そこで今年は寒さ対策を強化してやる事にしました。
まず、下からの寒さ対策として、小屋の床下の空間を<エアパッキン(プチプチです)>で埋めました。
これで床下から来る“冷え”はかなり防げるはずです。
小屋の側面で直接風が当たる部分には外からダンボールを貼り付けました。これは、小屋の内側に貼り付けると間違いなく齧ってはがしてしまうからです。
そして、格子窓にはビニールではなく白い発泡スチロールの板を貼り付けました。これなら簡単に破られる事はありません。ただし、光が遮断される為に小屋の中が暗くなってしまいますが、そもそもジュディが原因なのですから諦めてもらいましょう。
小屋の中にはペット用?の断熱カーペットを敷いた上に毛布を敷いてやりました。これで一応暖は取れるはずです。
それから約1週間・・・。毎日の毛布の敷き直しは当然ですが、外に貼り付けたダンボールの一部は齧られ、発泡スチロールの板は剥がされてしまいました。
それでも“オッサン犬”の為、手直しをしてやりました。めっきり冷え込んだ一昨日は一応毛布は小屋の中にありました。
発泡スチロールの箱の中に、見ていてかわいそうなくらいキチキチに詰まって眠るレディ子のようになれとは言いませんが、本当は寒がりハスキーのジュディなんだからもう少し寝ぞう良くなって欲しいものです。
(ストレス解消にダンボールや発泡スチロールを齧るのも止めてね)
2005年11月08日
シロちゃん登場!
うちの工場の斜め前には身寄りのないワンコを心優しいが故に<結果的に>引き取られている『田中さん』という方の工場があります。
そこには白い大きなワンコの『シロ』がいます。彼の目は綺麗なブルーです。この『シロ』ちゃん、実は『ジュディ』の兄弟なのです。
聞く所によると最初はこの子がうちに来るという話もあったとか。ですが結果的には『ジュディ』がうちに貰われてきました。
彼らは工場から少し離れた、砂や砂利を扱う?会社で生まれました。
お父さんは白い紀州犬、お母さんはハスキー犬だったそうです。
お父さんに当たる紀州犬は彼の晩年の頃、何度か見かけたことがあります。歳はとってもなかなか凛々しい感じの犬でした。
晩年はお腹に腫瘍が出来て死んでしまったと聞いています。
子犬の『ジュディ』と『シロ』はそこからこの辺りまでよく遊びに来ていたらしく、その事が縁となって貰われる事になったようです。
先に『ジュディ』が、続いて『シロ』が貰われて来たそうです。
『ジュディ』が貰われた後、一週間程して、元の会社に連れて行ったところ、『シロ』にも『母親』にも吠えられ『ジュディ』はビックリして逃げざるを得なかったそうです。
一週間の間に『ジュディ』には彼らとは違う“別の匂い”がついてしまったのでしょうか?それとも何か他に原因があったのでしょうか?
ともかく、<動物社会の厳しさ>を垣間見るような話です。
その後暫くしてから『シロ』が斜め向かいにやって来たらしいのですが、それ以降、今もお互いが仲良くなる事はありません。
互いに本気で相手を威嚇しあって吠えています。
幼少期を一緒の環境で過ごした同じ兄弟とは言え、性格はだいぶ異なります。
『シロ』は割合おとなしく、物静かな感じです。利巧で、飼い主の言う事や行動、周りの状況を理解して対応しています。
顔つきは『ジュディ』よりもさらにスッキリした感じですが、その青い目で見られると、知らない人はやはり“怖い”と思うかもしれませんね。でも、本当に優しい犬です。(あまり他の犬を可愛がるとヤキモチは焼きますが)
他の犬と全く同じように生活している『シロ』ですが、実は彼にはハンディキャップがあります。
『田中さん』の所へ貰われてくる少し前の子犬の頃、何か悪さをしたのでしょうか?生まれた先で酷く扱われ、右の前足を骨折していたらしいのです。
そのままで置かれていた為、『田中さん』の所へ貰われて来てすぐに病院で診て貰った時にはもう手遅れで治す事が出来ない状態だったそうです。
ですので、今も足首部分と肘付近が変な感じに余分に曲がってしまい、カクカクした歩き方や走り方をしています。
『ジュディ』同様、もう10歳を過ぎ、かなり高齢になってきていますので将来がちょっと心配です。
(『チビクロ』も若い頃、畑を荒らした疑い?で酷く叩かれ肩の骨が変形していましたが最期近くまで歩けていましたので大丈夫なのかもしれませんが。)
「これからも元気に暮らしておくれ」と願うばかりです。
『田中さん』の工場には他にも4頭のワンコと2匹プラスアルファの猫が暮らしています。(そうそう、メダカにオタマジャクシもいました。)
彼らについても『ジュディのご近所さん』という事で折を見つけて書いていこうと思います。