シベリアンハスキー/犬
2008年10月16日
ありがとう、さよならジュディ(ジュッディ逝く)
先週水曜日から体調を崩し寝込んでいたジュディですが、体育の日の10/13の朝、呼吸の具合が悪くなり、午前10時半頃に亡くなりました。
13歳と半年という高齢(ワンコの年齢を人間に換算すると99歳と半年)でしたし、フィラリアにも罹っていましたので、大往生だったと言えるのでしょう。
ただ、家族の一員としてはもっと長く生きていて欲しかったと感じています。
隣近所の方々も悲しんで下さり、『自分の家の犬のような気がしていた』とのお言葉や『一緒に入れてあげて』と花束を頂きました。
ハスキー犬と紀州犬のハーフで見た目は100%ハスキー。
野生色が強く(つまりちょっとおバカさん)、若い犬の頃から子供好き(友達と思っていた感あり)、春先には毎年のように遠吠え、慣れているのかと思うと突然『ワンッ』と吠え掛かってみたり。
仔犬の頃きっと意地悪されていたのでしょう、自分のものへの執着心が強く、手を近づけようものなら飼い主にも唸り声を上げ、牙をむくワンコでした。
見た目も怖く、どちらかと言えば“問題犬”に入るようなワンコでしたが、何故か多くの人に可愛がられるワンコでもありました。
集まれる家族が揃い、皆でジュディを見送る事にしました。
夕方4時頃に、八尾市立斎場へ到着。青空が広がり秋の風が爽やかに吹いています。
ごみ焼却場敷地内の片隅に動物用の火葬炉が設置されていた東大阪とは異なり、人間用の斎場敷地内に動物用の火葬炉も併設されています。
斎場入り口横には係のおじさん達数名が待機しており、そこでジュディを引き渡す事になりました。
皆でジュディの入った箱の周りに集合。お線香を立て餌と水を入れ、ジュディの口元を水で濡らしてやりました。
子供達にもジュディの身体を触れさせ、死んだものは怖いものじゃないと教えてあげました。
皆で触れたジュディーの身体には体毛の下にまだ薄っすらと温かさが残っている感じがしました。
最後に皆で手を合わせて『さようなら』です。段ボール箱の蓋を閉めると、係のおじさんが斎場の横へと運んでいきました。
尋ねたところ、『火葬になるのは明日の午前中、10時半頃かなあ』との返事でした。
そして14日。レディの散歩から戻った午前7時前から雨が降り出し、シトシトながら本降りになりました。
まるでジュディを送る<涙雨>のようなお天気です。
思い返せば、チビクロが亡くなった時も、動物用の火葬炉の前に置いて工場に戻る帰り道から雨が降り始め、1日雨になりました。
父親が亡くなった時も、斎場から戻る途中、数分でしたが、にわか雨に降られました。
偶然なのでしょうが、やっぱり不思議な出来事です。
思い出すことは沢山ありますが、何より13年半の長い間、家族で居てくれたことに感謝します。
ありがとう、ジュッディ。そして、さようなら、ジュッディ。
続きを見るページでは、ジュディとのお別れした時の写真を掲載しました。
主を失った犬小屋は撤去され小屋の周りにあった植木鉢が並べられました。
そして扉にはジュディーが生きた年数と同じ数の予防接種のシールが残りました。
2008年10月10日
頑張れ!ジュディ!!(ジュディ 倒れる)
キンモクセイの香りが漂い、過ごしやすい季節になったのですが、今週火曜日の夜からジュディ犬の具合が悪くなってきました。
今まで2度倒れましたが、それらの時と同様に、後足に力が入らなくなりフラフラするようになりました。
水曜日の夜遅く帰宅してみると、自宅横の道路の隅に毛布を掛けられうずくまっていました。
どうやら散歩の途中に歩けなくなってうずくまってしまったようです。
帰宅後数分もしないうちに、オートバイに乗った男女二人の警官がやって来ました。
『道路に犬が寝ている』との通報があったとのでやって来たとの事。事情を説明しましたが、職務質問的なものを受け、『危険なので犬を動かせて欲しい』との指示を残して去っていきました。
スーツでの帰宅でしたので服を着替え、安全の為にオレンジ色の上着を着、ジュディーの両サイドには車に積んでおく三角板(反射板)を置いて、ジュディーの横に座りました。
午前1時を過ぎた頃、ジュディーがゆっくりと起き上がり、立ち上がりました。
(きっと気を使ってくれたのでしょう)
ゆっくりと小屋まで誘導し鎖に繋いでやりました。すぐに自力で水を飲みだしました。
早朝、小屋を覗くと中で丸くなっています。散歩に行く雰囲気がないので先にレディーを連れて行くことに。
玄関先まで出るとジュディーが立ち上がって出てきていました。
レディーを散歩に連れて行って戻ってみると、ジュディーは寝そべっていました。散歩へ行く雰囲気はなさそうなのでそのままそっとして置きました。
夜もやっぱり散歩へ出る体力はなさそうでしたのでそっとしておきました。
そして今朝、やっぱり散歩へ行くだけの力は無いようで、どうにか小屋の前から少し這い出す程度。
結局そのままじっとしていました。水を飲ませてやりましたが、元気なく少し飲む程度でした。
今までも歩けるようになるまでには1週間程度かかりましたが、今までとは違い、過ごしやすい季節に倒れただけにちょっと心配です。
がんばれ、ジュディ!!
2008年05月27日
ジュディ犬、堂々のテレビデビューでした(毎日放送 ちちんぷいぷい)
4/30にジュディ犬の飼い主の工場、TOP CHAIN 柳瀬製作所が大阪毎日放送テレビの取材を受けた事を5/1のブログ記事で紹介致しましたが、取材の模様は5/13の午後2時半頃から“ちちんぷいぷい”と言う番組の“よ!西の社長さん”と言うコーナーで放映されました。
そこで気になったのがジュディが撮影された部分。
柳瀬製作所の高級引き紐<雅>(みやび)をつけ、モデル犬として頑張ってくれていたのですが・・・。
当日、放映時間中はお仕事だったので、帰宅後見ることに。
ひとしきりお話が進んだ番組の中盤、柳瀬の商品紹介の後、映ってました!ジュディ君。
テロップで名前と年齢まで入れてもらってバッチリ紹介されています。
ウォーンという鳴き声や首につけた鈴のカラカラ言う音までしっかり撮って貰っていました。
リポーターの桂都丸さんを引っ張ってどんどん歩く姿、下からのUP映像など、肝心の商品よりも長い時間映っていました(笑)。
都丸さんとの2ショットでは『西郷隆盛みたいやなあ』というコメントも入っていました。
一般ワンコのジュディもこれで立派な“テレビ犬”です。
これからは番組にちなんで<ぷいぷい犬>のジュディに改名しましょうか?
ともかく、暑い中の取材、どうもご苦労様でしたジュディ君。
友人がこの放送をYoutubeにUPしてくれました。
サイズの都合上、前・後編の2つに分割されております。
前半のhttp://jp.youtube.com/watch?v=BnyP0OzCUVY こちらの最後付近にジュディ犬が登場します。
後半はhttp://jp.youtube.com/watch?v=GUmWG62hVpI で見られますので宜しければどうぞ。
もしくはYoutubeの検索窓に「西の社長さん」と入力して頂ければ見つかるかと思います。
追記:ジュディ犬のテレビデビューの影で、ちゃっかりレディ子も2回ほどジュディ犬の飼い主に抱っこされながら映っていました。
2008年05月01日
ジュディ犬テレビデビューか?(毎日放送テレビの取材)
昨日の4/30にジュディ犬の飼い主の工場、TOP CHAIN 柳瀬製作所がテレビ局の取材を受けました。
工場では金属製の鎖を製造しているのですが、ペット用のチェーン類も作っているので、それらを実際に使用した画が欲しいという担当ディレクターさんの依頼で、我が家の飼い犬、ジュッディーとレディーを工場を連れて行くことになりました。
当日の朝、2匹を車に乗せて柳瀬製作所まで運びました。2匹とも朝のドライブにご機嫌な様子でした。
9時には撮影スタッフの皆さんやレポーター役を務めておられる落語家の桂都丸さんや日本一明るい経済新聞編集長の竹原さんも到着され、早速撮影が開始されました。
ジュディーは午前中、ペット用のチェーン類を付けるモデルとしてテレビカメラの前に立ちました。
柳瀬のスタッフ始めワンコ達も全員テレビ取材は初体験。
ソワソワ落ち着かないままでのモデル犬としての撮影となってしまいました。
ジュディーは手を噛んだという前歴があるだけに、都丸さんやスタッフを噛まないかヒヤヒヤしながら撮影に臨みました。
やはりジュディーはカメラ目線がなかなか出来なかったり、あらぬ方向へ歩き出したりといった具合で撮影スタッフさんに苦労をおかけしつつも、危害を加えることなく、どうにか無事にモデル犬としての大役を務めてくれました。
モデル撮影終了後、桂都丸さんとともに私のデジカメに納まってくれました。
最初は違う方向を向いていたのですが、都丸さんにカメラの方をを向くように言われると、写真の通りきちんとカメラ目線をしてくれました。
だてに13年生きている訳ではない事が証明された瞬間でした。
その後はやっぱり疲れたのでしょう、好天と夏日になった気温上昇も影響してか、イモムシ状態でベターっと寝そべってばかりおりました。
そして撮影が終了した夕方の5時過ぎになって、レディーとともに再び車に乗り込んで、自宅へと帰って行きました。
昨日の疲れのせいでしょうか? 今日も朝から少し元気がありません。昨年はゴールデンウィーク明けに倒れたので、ちょっと心配です。
これだけジュディーも頑張ってモデル犬をやってくれましたので、10分ちょっとの時間枠ですが、放映時には是非カットされずにテレビに映っていてほしいと切に望むばかりです。
昨日は本当にご苦労様でした、ジュディー。
ちなみに オンエアーは5/13(火)、大阪の毎日放送テレビ(4チャンネル)、ちちんぷいぷい という情報番組内の社長さんをテーマにしたコーナーになるそうです。
放映される時間の詳細は不明ですが、大抵は2時台半ば前後のようです。
2008年02月19日
ジュディ犬、久しぶりの帰宅とお散歩
2/9から柳瀬製作所の工場で過ごしていたジュディですが、「昨日の午後、自分から自発的に車に乗り込み帰宅していった」と聞きました。
夜、帰宅しているはずのジュディに声を掛けてみましたが、首にぶら下げた鈴の音をさせるだけで、出て来ませんでした。
「寒いし仕方ないよなあ」と諦めモードで家に入りました。
そして今朝、散歩に連れて行くため外へ出て見たところ、その気配を感じてノソノソと小屋から出てきました。
写真を撮ろうとカメラを向けたところ、早く散歩しろとばかり『ウォーン』と吠えて訴えます。
工場周辺とは異なり交通量が多いので、車に気をつけながらゆっくりと散歩しました。
いつものコースだったのですが、久しぶりの為でしょうか、あちらこちらで鼻をクンクン、フンフンさせています。
マーキングもしっかりです。
後ろ足は若干ふらつく感があるようですが、どうにか無事に散歩を終えて帰る事が出来ました。
今朝の散歩の様子を動画撮影してみましたのでよければどうぞ。
その後レディ子を散歩に連れて行ったのですが、帰ってきてみるとこんな感じで小屋から顔を出して居りました。
ちょっと呼んでみましたが、知らんふり。呼びかけには反応してくれませんでした。
まあ、元々こんな感じでしたから・・・元気になってきたと言う事でしょう。
愛想無しワンコめ!
2008年02月18日
週明けのジュディ状況(2/18朝、柳瀬製作所近くの散歩)
週明けのジュディ。
体調もかなり良くなり、1日に何度かのお散歩に出掛けられるようになりました。
今朝も工場に出社してくるのを待ちわびていたらしく、扉を開けるなり『ウォーン』と鳴いてお散歩を要求しました。
駆け足までは無理ですがテクテク歩きから速足位までは出来るようになりました。
時々つまずくのが気になりますが、まずは一安心です。
道端の所々には昨夜降った雪が霜のようになって残っています。(結晶のようにも見えます) 葉っぱも寒そう。
散歩途中にある梅の老木は今年も綺麗に花を咲かせています。
傍にある白梅の方はまだチラホラですが。
ベチョーッと寝そべっておりました。もちろん傍らには石油ストーブが。
冬らしい寒い日が続きますが、ジュディのためにはもう少し暖かくなってほしいものです。
追記、午後を過ぎた頃、ジュディママの車に乗り、自宅へ帰っていった模様。暖房の無い寒い環境なのに・・・ちょっと心配です。
2008年02月09日
大阪の平地でも雪が積もりました&ジュディは車を降りて工場へ
2/9は早朝から薄ら寒い空模様。
病院で左手の点滴治療を受けていた午前10時頃には雪が降り始めました。
10時20分を過ぎると雪のサイズは急に大きくなり、みるみるうちに道路は真っ白になりました。
11時を過ぎると完全な雪模様。ゆっくり走りどうにか工場に到着です。
到着してビックリ! 工場の入り口横にパレットが敷かれ、その上にジュディが寝そべっています。
話を聞くと、自分で車を降りたとのこと。
雪はますます強くなってきているので、大急ぎでシャッターの中に移してやりました。
後ろ足はヨタヨタしながらも、どうにか自分で歩いています。症状は改善してきている様子。
故意か無意識か、頻繁に水を飲んでいます。血中カルシウム低下にはとても良い傾向です。
石油ストーブをつけて暖を取ってやりました。
やはり暖かいのでしょう、割合大人しくしています。
午後を過ぎて、山も工場の周りもみんな真っ白。
夜になってやっと小降りになりました。
ジュディはと言えば、今度は逆に、今まで1週間程度過ごしていた車に乗ることを拒否。
仕方が無いので、安全性を考慮し、オイルヒーターをセットして工場で1晩過ごして貰う事にしました。
広くて寒い工場とは言え、雪が積もって冷蔵庫状態になっている自動車よりは過ごし易いでしょう。
明日からは連休で工場はお休みなのですが、はてさて、明日、ジュディは車に戻ってくれるでしょうか?
2008年02月08日
ジュディの経過報告 2 (ジュディ犬再び咬みつく)
2/6の朝のこと、レディ子を散歩させようと外に出た所、車の中でずっと寝そべってばかりいたジュディがお座りをして外を眺めていました。
『ちょっと元気になったのかな?』
外へ出たそうにしているので車の扉を開けてやりました。
“よっこらしょ”と、車から降りたのは良いのですが・・・『あれっ?』・・・大変! 腰が持ち上がりません!!
何度もチャレンジするのですが、立ち上がれないのです。
何よりジュディ自身がビックリしてオロオロ、『クウォウォウォ〜』悲鳴にも似た鳴き声を出しています。
そのまま車の横に寝そべったままになりました。
それから約2時間。起き上がったり寝転んだりを繰り返しておりましたが、どうにか落ち着いたらしくお座りをして扉の開け放たれた車の中を見ていました。
頭をなでてやった後、ちょっと道路の左側に目をやったその瞬間、『ウファン!』という吠え声と共にジュディが引き綱を持った私の左手に思いっきり咬みつきました。
咬み傷からは徐々に血が滲んできました。
急遽、手に持っていた引き綱を後部座席のヘッドレストに縛りつけ、傷口を流水でよく洗いました。
そしてすぐに抗生物質を飲んでから近鉄八尾駅傍の今川病院へ向うことに。
一方ジュディは、工場等で溶接の際に使用する厚手の手袋で口を押さえつけられた後、マズルホルダーをされて車に戻され、そのまま動物病院へ運ばれ点滴を受けることになりました。
私のほうは病院で傷口の消毒を受け、傷口を寄せる為に1針だけ縫いました。また、一応、破傷風の注射を打ってもらうことになりました。
先生曰く、飼い犬でも沢山の黴菌を持っているので注意が必要だと言う事でした。
左手にはしっかりと白い包帯が巻かれる事になりました。
しかし、翌朝には左手が腫れあがり、すぐに抜糸。噛まれた傷口がかなり深かったようで、化膿してきているとのこと。
飼い犬だからといって侮れない事が、身を持って実証されてしまいました。
結局、今日から日曜日までの3日間、抗生剤入りの点滴処置を受けることになってしまいました。
みなさん、飼い犬であってもくれぐれも噛まれないように気をつけ、血が滲むほど咬まれた場合には、必ず病院で治療を受けて下さいね。
ジュディのほうは、またもや車の中でグッタリしています。
レディ子の散歩やユーキボンの世話もあるのに左手が使えないなんて・・・、うーん、非常に困るぞジュディ。
2008年02月04日
ジュディ犬の経過報告
2/2の土曜日に西村動物病院へ行ったジュディーですが、この日以降ずうーっと車から降りようとしません。
後部座席の足元にうずくまったままです。
食べ物は一切口にせず、水を飲んでいるだけの状態。
ジュディママが3時間おき位の頻度で車の暖房をつけ、定期的に車内を温めてくれています。
2/3朝の様子。丸くなってじっとしていました。呼びかけには反応してこちらを向くものの・・・それだけです。
さすがに餌を食べない日が長いので体力低下が非常に心配なのですが。
今朝、ジュディママが再度診察してもらう為に西村動物病院へ連れて行ったのですが、マズルホルダーの装着を嫌がるジュディーに本気でガブリと手を咬まれてしまい、怪我をしてしまったとの連絡がありました。
(怪我の程度は不明ですが、咬まれた部分の傷が深そうな為、動物病院の先生の指示で人間用の病院へ直行したそうです)
結局ジュディーは診察を受けさせないまま帰宅したようです。一番かわいがってくれる人間に対し思い切り咬みつくのですから、よほど体調が悪いのだと思います。
それにもかかわらず診察や点滴を受けつけようとしないのでは、ますます体力が低下するのに・・・、心配だし困ったものです。
2008年02月03日
ジュディ犬、病院へ行く(食欲低下と体調悪化)
今週に入り食欲が低下し、毎日の散歩でもつまづく回数が増えてきたジュディでしたが、昨晩からは全く餌を食べなくなり、今朝は、起き上がるのを躊躇ってなかなか小屋から出てきません。
おしっこはきちんとしたので大丈夫でしたが、大きい方は出ませんでした。
昨年のゴールデンウィーク明けのようになっては大変、完全に寝込んでしまう前に病院へ連れて行くことにしました。
車の後部座席を倒し、クッション材で高さ調節、その上にアルミシートと毛布を敷いてジュディの寝床スペースを作りました。
それから昨年お世話になった西村動物病院へ電話連絡。
ここ暫くの症状を口頭で伝えた後、ジュディを病院へ運びました。
ジュディの体力では後方ハッチバックから乗り込むことが出来ず、結局後部座席の足元に寝そべる形で連れて行きました。
病院に到着し、さっそく検査へ。
マズルホルダーで鼻先と下顎を固定し、エリザベスカラーを装着。状況を把握したジュディーは『ウーウー』怒っています。
診察台に抱え上げ体重測定。32kgということで昨春より5kg減との事でした。
採血、体温測定(肛門に体温計が十分入らず失敗。指を入れての触診へ)、腹部の触診。
4本足で立たせての観察。足、特に後足に震えが見られます。
この後は、飼い主は検査室を退場し、レントゲン撮影となりました。
暫くして検査終了。再び検査室に呼ばれました。検査結果の報告です。
暴れたため横からのレントゲンだけだったのですが、腎臓部分が若干下に下がっている感はあるものの概ね問題点はない様子。
エコーの結果でも肝臓、胆のうについては昨春のような症状は出ていません。
血液検査の結果、若干の潜血を含め殆どの値が正常値の範囲内でした。
唯一問題となったのが、血中カルシウム濃度の値です。範囲値よりも高くなっています。
原因は不明。ただ、血中カルシウム値が上昇すると食欲低下が見られるのだそうです。確かに食欲はありません。
カルシウム値が上昇する原因としては腫瘍やリンパ腫、ホルモンバランスの変化が考えられるとの事。
高カルシウム血液状態が続くと腎臓に悪影響を及ぼすので問題です。
一過性のものであれば良いのですが、カルシウム値を下げる飲み薬はないらしく、点滴により、血中カルシウムを洗い流す位しか対処法はないようです。
一応点滴をしてもらうことになりました。
また、甲状腺に問題がないかを調べてもらうことにもなりました。
結果は早ければ火曜日に分かるとの事。
点滴を終えたジュディですが、床にベチョッとなったままでなかなか立ち上がれません。
何度かお尻を押してもらいどうにか立ち上がりました。後足に力が入りにくいようです。
その後、後部座席前の空間に乗り込み寝そべった状態で帰宅して行きました。
結局帰宅後も車から降りず、今も車の中で丸くなってじっとしています。
夜9時半過ぎにホイップクリームをたっぷり塗った甘いパンを持って行きましたが、小さくちぎって口元へ持っていっても食べようとしません。
外は夕方以降、しとしとと雨が降り、車の中もかなり寒い感じ。体に綿毛布を掛けてやりました。(嫌がる力はないようです)
その際、お腹付近に手が行ったところ、『ウーッ』と怒りました。どうやらお腹付近に違和感があるようです。
仕方がないのでそっとしておくことにし、車のドアを閉めました。
今朝以上に状態が悪化した感のあるジュディー。とても心配です。
明日の朝、同じような状態であれば、日曜日は休診日ではありますが、連絡をして診て貰おうと思います。
頑張れジュディー!