2024年03月30日
玉串川沿いの桜開花情報 2024 その1
2月から3月上旬にかけて、暖かな日もあったのですが、極端な寒さや長雨も続いたせいで、近畿地方のソメイヨシノ桜の生育は非常にゆっくりとしていました。
玉串川沿いのソメイヨシノの桜並木の花の生育状況も、花芽もほとんど成長が見られず小さくカチカチな状況でした。
一方、通勤途中に植えられているサクランボの桜は、普段通りのタイミングで白い花を咲かせ始めていました。
通常であれば暖かな日が多くなる春のお彼岸の時期には、長雨と寒さが襲い、つぼみの膨らみにはまだほど遠い印象でした。
春のお彼岸最終日の3/23もすっきりしないお天気で、八尾市よりも幾分気温が高めの大阪市内、茶臼山周辺の桜については、茶色い蕾からピンクの花芽を見せ始めたソメイヨシノがチラホラといった印象でした。
若木の花芽も少しですが膨らみを持ち始めました。
一方、玉串川沿いのソメイヨシノ桜は相変わらず蕾の膨らみもほとんど見られず硬いままでした。
変化が現れだしたのは、3月の最終週となった28日。
私が標準木にしている福万寺町近く(近鉄バス 北山本停留場の少し南)のソメイヨシノの古木の枝にちらほら咲き出した花を確認出来ました。
そして翌日の朝、玉串川から東へ数百m行った場所にある八尾市立北山本小学校のソメイヨシノ桜の古木は体育館の北側で、日中の日差しの当たり具合はあまりよくないのですが、複数の木で、開花が確認出来ました。
同じく、大阪府立みどり清朋高校(旧池島高校)体育館前付近のソメイヨシノ桜の木にも数輪開花しているのが確認出来ました。
恩智川の両岸に自生している菜の花(からし菜?)は、既に黄色い花を綺麗に咲かせています。
大阪府立みどり清朋高校の北側に広がる遊水緑地の斜面には、土筆が生えていました。
こちらは3月上旬から生え始めたようで、ツクシ摘みをする人の姿も見られましたが、その後の寒さで、一旦、生育が止まったらしく、お彼岸明け以降の天候回復に伴って、再び生え出したようでした。
恩智川で冬を過ごしていた渡り鳥たちの姿はほとんど見られなくなりました。
今週末以降は暖かな日が続くようですので、学校では入学式前後に桜が満開を迎えるのではないでしょうか?
今日の午前中の時点では、八尾市北部の玉串川沿いの桜は殆ど見られませんでした。
玉串川沿いでのソメイヨシノ桜のお花見も、来週後半からが見頃のように思います。