2023年03月16日
玉串川沿いの桜開花情報 2023 その1
2月は後半に暖かな日もありましたが、例年並みの寒さも続いたせいで、近畿地方のソメイヨシノ桜の生育は非常にゆっくりとしていました。
玉串川沿いのソメイヨシノの桜並木の花の生育状況も、花芽すら小さくカチカチな状況でした。
ところが3月に入ると気温が一気に上昇し、先週後半以降、20℃前後の日も多くみられるようになりました。
先週9日の桜並木の花芽の様子。
若い桜の木も古木も、花芽はまだ茶色くて膨らみも殆どありませんでした。
通勤途中に植えられているサクランボの桜は白い花を咲かせ始めていました。
この後、暖かな日が続いたおかげで、玉串川沿いのソメイヨシノ桜の古木の花芽は一気に成長が進みました。
16日午前中の桜並木の様子です。
若木の花芽も少しですが膨らみを持ち始めました。
一方、ソメイヨシノ桜の古木では茶色い皮を破って緑の蕾が顔を出し始めました。

一部では先端に赤みを帯びたものも見られます。
早ければこの週末には、ソメイヨシノの古木については、ちらほら咲き出すものも出てくるかと思われます。
玉串川から東へ数百m行った場所にある八尾市立北山本小学校のソメイヨシノ桜の古木は体育館の北側にあるにもかかわらず、花芽がはっきりと膨らんできていました。
こちらも週末から週明けにかけて、玉串川沿いの桜と同様に茶色い皮を破って緑の蕾がたくさん顔を見せ始めそうです。
お彼岸明けの3/25日から26日の週末にはそこそこお花見が楽しめるようになっているかもしれませんね。
恩地川の両岸に自生している菜の花(からし菜?)も、先端付近で黄色い花が咲き始めてきています。
大阪府立みどり清朋高校の北側に広がる遊水緑地の斜面には、たくさんの土筆が生えていました。
急激な気温上昇で一気に成長してしまったらしく、今年はツクシ摘みから免れています。
冬を過ごしていた渡り鳥たちの姿も一気に減ってきています。
今週中にはみんな北帰行しているのでしょうね。
次回は週明けに開花情報をアップする予定です。