2013年02月16日
交通科学博物館へ行ってきました(2013年2月)
子供達の要望で2/11の午後に大阪環状線の弁天町駅下にある交通科学博物館へ行ってきました。
今年初めての交通科学館です。
ちょうど13時前だったので、1時間に1回開催されているジオラマでの鉄道車両走行を見に行く事に。
既にジオラマエリアには沢山の子供連れや電車好きな大きなお友達の姿が。
右端あたりでしたが、どうにか一番前のスペースが確保出来たので子供達はそこで見ることに。
結局、娘は若干背が足りなかった為、パパが抱っこして見せてあげる事になりました。
鉄道車両走行が始まると子供達の歓声や、車両名を叫ぶ声があちこちから。
途中、車両が脱線するトラブルがあったのですが、子供達にとってはこれもまた楽しかった様子。
操作している職員さんが脱線したらしい電車を置き直されたのですが、子供達にはジオラマ内を巨人が移動し、電車を直してくれているように感じられたようでした。
約15分の鉄道車輌走行を見た後は、特別展示エリアへ。
この日は特別展は開催されておらず、JTB時刻表の歴代表紙の展示が行われていました。
何だかとても埃っぽい感じがして、鼻がグシュグシュになってきたので急いで退散。今まで何度も来ていますがこの鼻ムズ経験は初めてです。
北休憩所で少し休憩。ここの時計は以前よく駅のホームに取り付けられていた鉄道用の時計と同じもの(だと聞いています)です。
この北休憩所では、あわじやさんの取り扱う駅弁が14時半頃まで販売されており、購入してお昼ご飯にされているお客さんも沢山居られました。
どの駅弁も個数に限りがあるようで、早々と売り切れになっている事もありましたので、この駅弁達をお昼ご飯に考えてお越しの場合にはちょっと気をつけて下さいね。
その後は外の車輌展示場を一回りしてから建物内に戻りました。
展示車輌のSLに連結されている食堂車は実際にレストランとして営業していて、美味しそうな匂いが漂っていました。
営業時間は15時半までと書かれていましたよ。
ユーキボンはモニターカメラを搭載した大型の鉄道模型と連動した実際の運転シミュレーターで鉄道車輌運転を楽しみました。
快速電車の運転シミュレーター、そして新幹線の運転シミュレーターなど4種類のシミュレーター操作を体験していました。
なかなかリアルで、大人が見ても楽しいシミュレーターでした。
ユーカチンはこのシミュレーター用ジオラマ中央に設けられた透明ドームから顔を出して楽しんでいました。
14時半からは交通科学博物館スタッフによるミュージアム探検ツアーに参加しました。
屋外展示されている車輌のうちボンネットタイプのディーゼルカー(キハ81形)(近畿では特急くろしおとして活躍)、80系電車、食堂車(スシ28形)、貴賓用寝台車(ロマネフ59形)の合計4種類の車輌の車内を見学させてもらいました。
その後も屋内展示場で暫く遊び、最後は入り口横にあるミュージアムショップ(という名前のおみやげ物やさん)に立ち寄り、2011年に大阪環状線50周年記念として製作された、オレンジ色塗装の103系電車のチョロQ(¥1000)をICOCCAカードで購入して帰途に着きました。
JR大阪環状線の弁天町駅からは大和路快速に乗ってJR久宝寺駅まで戻りました。
JR久宝寺駅では切符を持てない未就学児さんに手作りの子供切符のプレゼントが行われていましたので2枚頂きました。
JR久宝寺駅以外にも大和路線(関西線)の加美駅、新加美駅、八尾駅、志紀駅、柏原駅、高井田駅、河内堅上駅の合計8駅で、それぞれの駅毎に絵柄の異なるこどもきっぷをプレゼントしてくれるそうです。
張り出してあったポスターにはこどもきっぷ 第3弾 の文字がありましたので、このプレゼントも好評で長く続いているようですね。
もし上記の駅を小さな子供さんとご利用される場合には、無料配布のこの“こどもきっぷ”を貰って帰って下さいね。
(なくなり次第終了ですのでご注意下さい)
JR西日本では、大型の鉄道博物館を京都の梅小路蒸気機関車区の隣接地に建設予定で、ニュースでも報道されています。
発表された完成予想図には、交通科学館で屋外展示されている車輌達の姿がしっかりと描かれていました。
完成後はこの交通科学博物館も京都へ移転してしまう事になるでしょう。
大阪府に住むものとしては、大阪環状線の弁天町駅下という交通アクセス面でとても便利な場所であるだけに、施設移転は残念で辛いですが、あと数年、子供達が行きたいと言う限り、ここ、弁天町の交通科学博物館を訪れ続けたいと思います。
(旧万世橋駅下(だったと思います)にあった東京の交通博物館のことがふと、脳裏で重なってしまいます。)