井上雄彦 最後のマンガ展 重版 大阪版 に行ってきました(サントリーミュージアム天保山)についてのお話です。ぜひご覧下さい


2010年01月29日

井上雄彦 最後のマンガ展 重版 大阪版 に行ってきました(サントリーミュージアム天保山)

1/23(土)の午後、海遊館前で行なわれているペンギンパレードを見に行ったついでに、サントリーミュージアム友の会の更新に出掛けました。

サントリーミュージアムサントリーミュージアム入り口

現在は<井上雄彦 最後のマンガ展 大阪版>が開催されており、非常にたくさんの方々が並んでおられました。
と言うのも、作品をしっかり鑑賞してもらう為、会場への入場制限を行い、会場内の混雑を抑えているからだそうです。

前売り券も日時・時間指定での販売となっており、ミュージアムでの当日券もそれなりの時間待っての入場となっていました。
更新の際に、友の会会員の場合にはどうなるかと確認した所、会場内の混雑度合いにもよるのですが、なるべく早い時間帯での入場としてくれるとの事でした。
(12月26日までで休館(閉館)となるため、新規での友の会会員募集は残念ながら終了しています)

井上雄彦 最後のマンガ展 入場整理券
今回は40分待ち程度で入場する事が出来ました。(当日券購入だともう1時間弱待つ事になるようでした)
待っている間も、市販のDVDですが、井上雄彦さんの仕事を追ったドキュメンタリー番組が上映されており、彼の描く細かな作業に感心させられながら待ちましたので、時間的にはあまり苦になりませんでした)
エレベーターが開くともうそこからが作品の世界です。

井上雄彦さんの描く<バガボンド>(宮本武蔵の生涯を描く、現在も執筆中の作品)の最終回を思わせるストーリーが目の前に展開、と言うよりも、作品の画面中に自分も入り込んでいるような感覚を持ちながら読み進めていくと言った展示形態がとられており、目の前には井上雄彦さんの描く実物大やそれ以上に大きな墨絵風の絵が広がっています。
通常サイズの漫画のカット割りも展示されているのですが、描き込みの細かさに感嘆しました。

通路も目立たない様な配置となっている箇所があり、会場内の照明の暗さも相まってちょっと迷子になりかける事もありました。
作品を読んでいない私でも十分に楽しめる内容でしたので、作者である井上さんやバガボンドのファンだけでなく、漫画の中に入り込むような感覚を体験してみたい方や、大きな墨絵や細かな描き込みを見てみたい方も是非、サントリーミュージアムでの展示に足を運んでみて下さい。

井上雄彦のとても大きな作品






見る、見ないはチケット売り場横に飾られている、非常に大きな絵をご覧になってからでも遅くないかと思います。

但し、最初に書きましたように、日付だけでなく時間帯指定での前売りとなっていますので、当日の場合には暫く待つだけの余裕を持ってお越し下さいね。

夕暮れのサントリーミュージアムと海遊館

 

 

 


私も出来ればもう1度行って見たいと思います。



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