2008年06月04日
今日はチビクロ&シロちゃん忌です(フィラリア対策のお願い)
今日、6/4は、柳瀬製作所で長く飼われていたワンコのチビクロと、斜め向かいで飼われていたジュディ犬の兄弟犬、シロちゃんの命日です。
このブログで何度か紹介しておりますが、チビクロは2005年、シロちゃんは昨年(2007年)に亡くなりました。
チビクロは推定15-16歳、シロちゃんは満12歳を過ぎて亡くなって居りますので、人間で言えばどちらもかなりの長寿犬でした。
しかしながら両方の犬共に、フィラリアに侵されていました。
チビクロは13歳を過ぎた頃から呼吸器に障害が出だし、薬を飲み続けておりました。
シロちゃんも11歳の後半頃から走る事が苦手になってきましたし、呼吸時に喉が鳴るようになってきておりました。
周りは田んぼや畑ですのでどうしても蚊は発生します。
チビクロもシロちゃんも飼い主の知識が至らなかったばかりに、蚊に血を吸われる事で他の犬からフィラリアが感染してしまいました。
感染が分かってからは、動物病院で薬を処方してもらい、これ以上フィラリアが増えないように処置をしておりました。
シロちゃんと一緒に飼われていたワンコは3年ほど前の5月のある日、突然お腹に水がたまりだし、パンパンになって2週間足らずで死んでしまいました。
とても元気な犬だったのですが、突発的に発症し急速に弱って死んでしまったのです。
フィラリアによる“フィラリア症”だったそうです。
フィラリアはこのようにワンコ達にとっては非常に恐ろしい病気なのです。
ジュディもフィラリアに侵されています。
仔犬の頃から夏場には蚊取り線香を絶やすことなく飼われて来ていた様なのですが、蚊取り線香を焚いていてもやっぱり蚊には咬まれてしまいます。
結局どこかのワンコが持っていたフィラリアを蚊を通じて感染されてしまっていました。
その事が分かってからは、チビクロやシロちゃんと同様、初夏の頃から12月頃まで毎月1回必ずフィラリア用の薬を飲んでいます。
一緒に暮らすレディ子はフィラリアに罹っていませんので、初夏の頃から12月頃まで毎月1回フィラリアの予防薬を飲んで暮らしています。
ジュディもいよいよ13歳を過ぎ、ゴールデンウィーク頃から散歩の時などに呼吸器の調子がおかしくなり、ゼーゼーヒューヒューと喉を鳴らすようになってきました。
昨年以降、何度か体調を崩し、生死をさ迷いかけています。いずれの場合も原因は不明でした。
原因が不明と言う事は、言い換えるとフィラリアに罹っている事が原因であるという可能性もあるということになります。
今年もいよいよ蚊が飛び交う季節になってきました。
フィラリアの予防処置なくして『うちの犬だけは大丈夫』ということはありえません。
1頭でも多くのワンコがフィラリアからに危険から免れるためにも、まずはご自身のワンコにフィラリアの検査と予防、フィラリアが居た場合にはこれ以上増えなくする処置をしてあげて下さい。
そして必ず毎月薬を与えて下さい。
悲しいですが今の日本では、ワンコが自分でフィラリアを予防出来ることはありえないのですから。