2007年06月29日
北極圏探険家の方とお会いしました。(大阪の冒険家さん)
昨日、北極圏を探検されている冒険家の方とお会いすることが出来ました。
お名前は山崎哲秀さんとおっしゃり、大阪府高槻市にお住まいの方です。
山崎哲秀さんは、1988年頃から北極圏をベースに、徒歩や犬橇での遠征活動を行っておられます。
今回、柳瀬製作所のホームページをご覧になり、ステンレス製のナスカンについてお問い合わせを頂いた事がきっかけでお会いすることが出来ました。
メールでのやり取りをする中で、山崎さんと私との間に、冒険家“植村直己”さんという共通項が会ったことも大きな要素だったかもしれません。
山崎さんは来年春の遠征に向け、秋から準備のためにアラスカに入り、犬橇犬の準備も開始されるとのことで、ステンレス製ナスカンが必要になったのだそうです。
山崎さんが犬橇に使用する犬は、<グリーンランド・エスキモー犬>と呼ばれる純血種で、その血統はカナダ政府により法的に守られているのだそうです。
しかしながら、あくまでも“橇犬”としての扱いのため、地元では橇犬として走れなくなったら安楽死させてしまうのだという、ちょっと悲しいお話も伺いました。
このことについては、山崎さんも気にされておられ、『いつか日本で、引退した犬を育てる施設を持ちたい』とも話しておられました。
今回、工場を訪ねてこられた際に、来年の犬橇遠征に関する計画概要書をプレゼントしていただきました。
また、北極圏で撮られた写真もメールで送っていただきましたので、一緒に掲載しておきます。
(頂いた名刺にも犬橇での遠征写真が使われておりかっこよかったです。
山崎哲秀さんの“北極圏犬橇遠征・環境調査プロジェクト”サイトを右カラムのお気に入りに登録してあります。
是非一度ご覧になってみてください。
山崎さんとのお話については“鎖屋兄弟の奮闘記”にも記事を書く予定ですのでそちらのほうも読んでみて下さい。