2006年08月11日
早朝の決闘 (レディー対クマゼミ)
立秋も過ぎた昨日(8/10)の早朝のこと、いつもの日課となってしまったレディーとのお散歩へ出かけました。
いつもと同じ、野球場の外周を一周して帰るコースです。
周りは小さな公園として整備され、桜を始めとした大きな木がたくさん植えられています。
そこではいまや騒音問題化してきているクマゼミの一団が大合唱を繰り広げていました。
もちろん、立秋も過ぎましたので、足元には天国へ召されていったクマゼミ達の姿も。
毎日見かけるセミの亡骸に慣れっこなのか?レディーは全く興味を示しません。
ところが昨日、芝生の上で斜めになってじっとしていたクマゼミを発見。(レディーはそれも無視です。)
生きているなら木に戻してやろうとちょっと触れたところ。
『ジーーーーーッ』という強烈な鳴き声と共に透き通った羽を激しく羽ばたかせたのです。
これにはさすがのレディ子もビックリ。何が起きたのかと顔を近づけます。
今度はレディにセミの方がビックリ。
『ジーーーーーッ、ジジーーーーーーーーーーッ』と一層激しく羽ばたき、地面を左右に動き回ります。
その姿は昔テレビで見た宮崎駿アニメ<天空の城 ラピュタ>に登場した乗り物のようでした。
さーあ!レディ子のスイッチ『オン!』です。
『ワンワンワンワン・・(以降同じ)・・・・・・ワンッ』と大騒ぎで動き回るセミに向って行きます。
時々はセミに噛みつこうという素振りまで。
結局、どうにか飛び上がる事が出来たセミが逃げて行き、一件落着となりました。
暫くはレディ子も興奮が収まらない様子で何度も鼻を『フンフンッ』と鳴らしていました。
猟犬、アメリカンコッカースパニエルとしての本性を垣間見た瞬間でした。
一方、その頃ジュディーといえば、先に散歩を終え、
こんな感じで平和そうに寝そべって涼んでおりました。
そんな事があった翌日ですから、レディ子ももう少しセミに興味を示すようになったかと思ったのですが、今朝のお散歩でもセミの亡骸には見向きもせず、ドスドスと歩いておりました。
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この記事へのコメント
13歳と9歳の高齢犬ですが、仲良しです。コッカーはやさしくて、お茶目で、最高に人間の気持ちが理解できる名犬ですね。
コメント有難うございます。
うちのレディ子はお転婆、凶暴ワンコですが、最近は自分の属するファミリーを大事にしようとする一面も垣間見られ、ちょっと見直しています。
妻のブログ(れでぃこのワンだふる日記)もぜひ読んでみて下さいね。(最近の記事は私が代理で書いていますが(笑))