立秋を迎えて(ちょっと変な今年の自然)についてのお話です。ぜひご覧下さい


2006年08月09日

立秋を迎えて(ちょっと変な今年の自然)

昨日に立秋を迎え、暦の上では立派な“秋”に突入です。ちなみに今夜は満月らしいです。
(でも温度計はそんな事はまったく無視しているようですが。)
今日の月の出(満月)

先週後半からちょっと気になっているのですが、今年の大阪の夏はちょっと変な感じがします。

例年通り、気温は30度をゆうに越えているのですが、大阪独特の、体にジトーッとまとわりつくようなムシムシした暑さがあまり感じられないのです。


日中でも、風が吹くと割合爽やかな感じを受けます。朝晩はもっと爽やか(というと大げさですが)な感じです。
ワンコ達の散歩もちょっと楽です。

先週後半気付いたのですが、私の住む周りでは<ツバメ>の姿が急に見られなくなってきました。
ついこの前まで子育てと巣立ちとで、たくさんのツバメたちが飛び回っていたのですが、週末辺りからその数が激減しています。
例年であれば9月を挟んだ辺りから徐々にツバメが群れで行動するようになり、南への移動が始まるのですが、今年は群れで行動する以前の段階でサッと姿が見えなくなっています。

工場の周りでも飛んでいるツバメは2−3羽程度しか見られません。
強風の中を飛ぶツバメ1強風の中を飛ぶツバメ2

 

 



週末からの3つの台風接近に気付いて早めに移動を開始したのであれば良いのですが。

木に止まるクマゼミまた、2年ほど前からなのですが、セミの様子がちょっと変なのです。
子供の頃から大阪でセミといえば大多数がアブラゼミでした。
黒い体で透き通った羽を持つクマゼミはたまに見かける子供達があこがれるセミでした。

クマゼミクマゼミの抜け殻

 

 

 


しかしこの2年ほど、クマゼミの数がめっぽう増えだし、今年に至っては近くの公園、川沿いの桜並木、各お宅のお庭の植木から聞こえてくるのはクマゼミの鳴き声、見つけられる姿もクマゼミだけです。
うちの近辺、工場付近共に、アブラゼミの姿(鳴き声や死骸すら)が全く見られないという状況は、ちょっと気味が悪い感じすらします。
このクマゼミ達の勢いも週末頃から下降傾向へ。うるさいほどの鳴き声も若干小さくなり、道端には亡骸がチラホラ目立つようになって来ました。
この傾向は例年、お盆過ぎにみられたものですので、やはり今年はちょっと進みが早いようです。
セミを珍しがっていたレディも今では見向きもしなくなりました。

今年の大阪は梅雨明けが7月末と遅めでしたが、逆にどうやら秋の訪れは早くなりそうな気配です。

残り少なそうな今年の大阪の夏、このお盆休みを利用してちょっと味わっておこうかと思います。



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