2005年11月30日
今年のもなかなかイイ感じでした
海外の陶磁器メーカーでは毎年、その年の記念モデルとなる食器やイヤープレート、そしてフィギュリンを製造しています。
西暦2000年を挟んでここ数年の傾向では、アジア、特に日本市場を意識してか?西洋には無い『干支(えと)』をモチーフにしたプレートやフィギュリンが製作されています。
例えば、8月頃に書いたブログに登場していた「つがいのニワトリのフィギュリン」、あれはデンマークのロイヤルコペンハーゲン社が今年の干支ををモチーフにしたものだったようです。
今年、世界中向けにはブタのフィギュリンが製作されていたらしいのです。
映画の《ベイブ》に登場したブタのようにかわいいデザインでしたので、今年のイヤーフィギュリンとは知らずに買っておりました。
それがこれです。
来年のロイヤルコペンハーゲン社のイヤーフィギュリンは、世界中向けが『キツネ』、そして干支のフィギュリンは『戌年』ということで白いプードルが採用されました。
両方とも既に売り出されていますので実物を見ましたが、白いプードルは正直言って“???”なデザインでした。
全体にカクカクしていて《ロボドッグ》みたいですし、プードルの毛並みも変でした。まるで《白子みたいな犬》な感じでした。
これでお値段が¥10500(税込み)というのは・・・・・。
これに反して世界中向けの『キツネ』のフィギュリンはこんな感じです。
狼ではありませんが空に向かって「ウォーン」と遠吠えをしそうなデザインです。
縦に長い形状ですが、太い尻尾がしっかりとバランスをとっていて思った以上に安定しています。これでお値段は税込みで¥8400.お買い得だと思います。
1頭1頭が手作業で色付けされているらしく、よく見ると色や顔つきが皆違っています。
お店によっては何個か在庫を持っていらっしゃるようですので、是非お気に入りのキツネを見つけて下さいね。