生き物(動物)/植物情報です。お役立て下さい!


生き物(動物)/植物

2012年11月30日

ビワ(枇杷)の花が咲き始めています(2012年の大阪府東部)

11月も最後、目の前に広がる生駒山も彩りある“錦秋”から茶色が多い山へと変わりつつあります。
茶色が目立つようになった晩秋の生駒山
どんより曇りがちなお天気もあいまって、晩秋から初冬の雰囲気を感じます。

どちらかというと、動植物の活動は冬に向けて“静”の方向へ進んでいくイメージがあるのですが、そんな中、“動”に進んでいくものに出会いました。
それが、ビワ(枇杷)です。ワンコの散歩で毎日通る野球場の花壇に植えられているのですが、その中に数本のビワの木が植えられています。
その枝の先が今月上旬から徐々に膨らみ始め、沢山の茶色い花芽が出来てきました。そして先週後半から、茶色い花芽の中央に白いものが見え出し、ポツポツと小さな可愛い花が開き始めました。
ビワの花
このビワの花、イチゴの花のように花びらが大きく開くタイプではなく、遠慮がちに少し開く程度。写真に写る白いビワの花、どことなくビワの実に似ている感じがしませんか?

美味しいビワの実として実る来年の初夏に向けて、既に活動を開始し始めているのですね。
寒くなるに従い、動きや気持ちも“静”モードになってきていたのですが、この小さな“動”に温かみと冬へ向けてのパワーを見、そしてもらえるような気がしました。

冬本番に向け、いろんな“寒さ”に負けず頑張ろう!

追記 ビワの木のすぐ傍にある花壇では、植え込まれた木が葉っぱを綺麗な赤色に変えていました。

赤いはっぱ
“燃える秋”の色合いで、これはこれでなかなかいいものですね。



2012年11月16日

ユリカモメがやってきました(2012年の東大阪市東部)

今週は週半ばから12月上旬程度の寒さまで冷え込んだ大阪です。
お天気も何やら不安定で、朝夕、日中を問わず、時折冷たい雨が降る日が続いていました。

そんな14日の朝、仕事場であるTOP CHAIN 柳瀬製作所へ急ぐ途中に、いつも眺める恩智川に目をやったところ、何かを啄ばみながら川の中をゆっくり遡って行く白い鳥の姿が。(ちょうど大阪府立みどり清朋高校の前辺りでした)
いつもの白いサギとは違うサイズと体型・・・、“ユリカモメ”でした。
普段は12月の半ば以降のしっかり寒くなった頃から徐々に恩智川でも姿が見られるのですが、今年は思った以上に早い訪問でした。
大阪湾沿岸からは、かなり内陸なので、沿岸に近いところではもう普通に見られてきているのでしょう。

14日は1羽だけでしたし、急いでいたこともあって、「また明日撮ればいいや」と、写真は撮らずにその場を離れました。

そして、昨日、今日と、川面を眺めてみたのですが、群れているカルガモの姿はあっても、ユリカモメの姿は見かけることが出来ませんでした。
「やっぱり写真を撮っておけばよかった」とちょっと後悔。

来週も少し寒い日があるようですので、その日を狙ってユリカモメを探してみようと思います。
写真が撮れましたらまたアップしますね。



2012年05月24日

カルガモがやってきました(2012年の東大阪市東部)

東大阪市の東南の端っこにある柳瀬製作所の周辺にはまだ田畑が残っています。
今週からはあちこちの田んぼがトラクターで田起こしされ、水が入れられ始めました。

日曜日からは柳瀬製作所の西側にある田んぼにも水が入れられ始めました。
すると、普段はもう少し西側にある恩地川で日中を過ごしているカルガモの一部が、この田んぼへとやって来て軟らかくなった田んぼの土を啄ばみ始めました。
初日のカルガモ1 眠るカルガモ
初日は3羽だけだったのですが、翌日には一気に7羽に増えました。
田で啄ばむカルガモの群れ2 田で啄ばむカルガモの群れ1

水が入れられる以前はここを縄張りにしていたケリも、この7羽のカモの数にはあきらめたのか?姿を消してしまいました。
田んぼの中のケリ
その後しばらくすると、このカルガモたちの姿を見て安全を確認したのでしょう、白鷺の群れも少し南側に舞い降り、同じように田んぼの泥を啄ば始めました。
田んぼに飛来したサギの群れ1 羽毛の色が少し違うサギ
この群れの中には部分的に毛色が少し薄茶色のサギも混じっています。幼い顔にも見えるので幼鳥なのかも知れませんし、別のサギなのかもしれません。
こちらも仲良く田んぼを啄ばんでいました。

そして今日は、カルガモが5羽やって来ていました。今はコンクリートブロックの上でのんびりくつろいでいます。

休むカルガモ1 休むカルガモ2
この付近の田畑も、建設業者の資材置き場や大型トラックの駐車場などの形でどんどん減少して来ています。
いつまでこのような穏やかな風景が続くかは不明ですが、やって来る動物達を静かに見守ってやりたいと思います。

そのためにも、この付近へのごみのポイ捨てや不法投棄は絶対にやめて下さいね。
市役所の方が清掃作業されるとすぐまた何かが捨てられるイタチごっこ状態ですので。
宜しくお願い致します。



2011年07月20日

台風で大きなポプラの木が倒れてしまいました(桂小学校の運動場)

台風6号が接近してきた昨日の朝、自宅近所にある八尾市立桂小学校のグラウンド東側に植えられている大きなポプラの木の一本が、強風の影響で倒れてしまいました。
生駒山側からの東の風だったのが功を奏したのでしょう、大きなポプラの木は西側の運動場に倒れていました。
また、小雨混じりだった事もあって、登校時間帯でしたが、子供達は運動場に出ていなかったようでけが人等の被害はなかったようでした。
朝7時前にワンコと共にこのポプラの木の横を散歩した時には特にポプラの木に変化は感じられませんでした。
ただ、このポプラの木を含め、小学校からはセミの鳴き声は全く聞こえず、リーンリーンと虫の音が聞こえてくるばかり。
少し離れた球場の公園からは数は少ないですがセミの鳴き声が聞こえて来ていました。
強風の影響でセミが鳴いていないと思っていたのですが、もしかするとこのポプラの木の異変を察知して小学校の木からはセミが離れていたのかもしれませんね。
倒れる以前のポプラの並木
少し前のポプラの木の様子。写真左側のポプラの木が今回倒れてしまいました。
ご覧のように葉っぱも豊かで青々としており、木が弱っているという感じは全くありません。
強風で倒れてしまったポプラの大木
そして昨日の夕方6時半頃、息子を連れてワンコのお散歩に出掛けましたが、大きなポプラの木は朝と変わらぬそのままの状態にされていました。
倒れてしまったポプラの木の根っこ
根っこの方を見てみましたところ、根は意外と浅く張っていたようでした。
そして根っこごと抜けて倒れたのではなく、幹のすぐ傍から根っこが全部折れて倒れてしまった事が分かりました。
このポプラの周りはここ数年で舗装工事が行われたり、ブロックが敷き詰められたりといった具合でかなり手が加えられてきていました。
舗装工事の際に小学校の外まで伸びていた根っこは切られていましたし、ポプラの周りに敷き詰められたブロックは重みで地面を固めてしまったり通気を妨げたり夏の日差しの熱を長く蓄積していたのかもしれません。
それらがポプラの根っこにダメージを与え、根の強度が下がってしまい、今回の倒木という悲しい結果を生み出してしまったのでしょうか?
私がここに引っ越してきて32年が経ちました。引っ越してきた当初からこのポプラの木は大きかった印象があります。
それから考えると樹齢は40-50年位あったのではないかと思います。風が吹くとサワサワと音を立て涼しい感じを与えてくれていましたし、この時期には沢山のセミがこの木の根元から出てきて羽化し、ポプラの木で大合唱を繰り返していました。
当たり前になっていた思い出の風景が一瞬でなくなってしまい、ちょっと寂しい気持ちになり、息子とワンコと共に帰宅しました。
今朝もポプラの木はそのまま横たわっています。近いうちに細かく切られて処分される事でしょう。
事故に至らなかったのは本当に良かったのですが、木とはいえ、別れてしまうのは寂しく悲しいです。さようなら、そしてありがとう、ポプラの木。




2011年04月27日

今年の菜の花、そろそろ見納めです(恩智川両岸の菜の花)

いよいよ今年もゴールデンウィークが近づいてきました。

大阪平野東部を南北に流れる恩智(おんじ)川両岸にはここ数年、3月頃から菜の花が咲くようになって来ました。
菜の花が咲く恩智川野生化したアカミミガメ(ミドリガメ)

その距離も年々伸びてきているようで、今では数kmに及んでいるようです。4月上旬からは川に沿って菜の花の少し甘い香りが川の両岸の道路沿いにも漂っています。

川面ではカルガモやサギ、カワウといった野鳥や大きな鯉、そして大きく成長したアカミミガメ(ミドリガメ)が石の上で日向ぼっこをしている光景が見られます。

恩智川を泳ぐ鯉の群れ菜の花と日向ぼっこする亀

大きく育った菜の花の間を沢山のモンシロチョウ、モンキチョウが飛び交う姿も見られます。
最近では恩智川と繋がる第二寝屋川沿いの両岸にも菜の花の帯が広がって来ており、生駒山を越えて頭上を飛んでいく飛行機から見下ろすと、この時期の大阪平野東部の川沿いはきっと綺麗なのだろうと思われます。

そんな菜の花の帯ですが、花芽が種の鞘に変わってくるのが目立つようになり、川面には菜の花の花筏(はないかだ)も見られるようになって来ました。
今年もそろそろ見納めの時期になってきたようです。

みどり清朋高校の周辺など、部分的ですが、車の入ってこれない歩行者と自転車専用の道路がありますので、お時間が許すようであればこのゴールデンウィーク、お散歩がてら恩智川沿いを歩かれてみてはいかがでしょうか?


2011年04月01日

初ツバメに遭遇です(2011年春)

今朝、工場に向かう途中、八尾市立北山本小学校のすぐ西で懐かしい鳴き声を耳にしました。
見上げると、電線に黒い鳥の姿が。尻尾が二つに分かれています。
やっぱりツバメでした。
写真を撮ろうとしたのですが、鞄を開けようとした瞬間、ひと鳴きして飛び去ってしまいました。
ちょっと残念。

でもまた春を見つけられちょっと嬉しい4月1日となりました。
玉串川沿いのソメイヨシノ桜は1分咲きくらいになってきました。

今週末までは暖かな陽気なのですが来週はまた少し寒くなるよう。
負けるな桜、ツバメ、そして東北!



2011年03月04日

春の便りを沢山見つけました(八尾の春2011)

先週までの暖かさとは打って変わり、週明けの雨以降、冷たい風や雪まで降る大阪です。
そんな中、春の訪れを告げるものに沢山出会いました。

雲雀の姿や声は先月から既に見たり聞いたりしていたのですが、今週に入り冷たい風の中になにやら香るものがありました。
ですが、その姿を見つけることが出来ません。
今週は毎日あちらこちらでその香りを感じておりました。
その香りとは・・・沈丁花(じんちょうげ)の花の香りです。
私の中で春が来たことを実感する一番のものがこの沈丁花の花の香りなのです。
10歳頃まで暮らした東大阪市内の賃貸マンションの入り口にはこの沈丁花が植えられており、毎年春になると周りに強い香りを漂わせておりました。
この時の経験が自分の中に深く刻み込まれ、<沈丁花の花の香り=春の訪れ>の図式が出来上がってしまったのでしょう。
あとは、温かな風に混じる土の匂い、土筆とスギナ、そして菜の花の黄色とそこを飛び交うモンシロチョウの姿が春を実感させてくれるメッセージとなっています。

冷え込みが強い今朝の事です。少し遅めのワンコの散歩に出掛ける為外へ出てふと思い出しました。

我が家の斜め前の工場には沈丁花の花が植えられています。その花が咲いているのではないかな?
早速道路を渡って見に行ってみたところ・・・・・やっぱり咲いていました!
白、そして紫の沈丁花が両方とも花をほころばせ始めています。
咲き始めた沈丁花

いよいよ春到来です。ここ数日あちこちで鼻が感じていた香りも間違いではなかったようです。

もしやあそこには?

さらにコッカースパニエルのレディコとともに先を急ぎます。

やっぱり生えていました!土筆です。

2011年の初土筆

我が家付近で残る最後の土筆の自生場所なのですが、昨年もゴミが捨てられたり物が燃やされたりと散々な環境で、翌年の土筆の成長を危ぶんでおりました。
そんな中、スギナとともに何とか今年も生えてきてくれました。
残念ながら土筆の形状が歪で汚くなってしまっていましたが、滅びることなく生きていてくれた事に何よりの感謝です。

この後は散歩道でヨモギの新芽や黄色い蕾を開きそうになっているタンポポを見かけました。

そして自宅横の植木鉢では、サクランボ用の桜、佐藤錦の木にピンク色を覗かせた蕾が沢山ついて来ていました。

膨らみ始めた佐藤錦の桜の蕾

八尾市内の平野部にはしっかりと春が訪れてきてくれていました。
夜10時前後のワンコ散歩の度に見上げる南の空では、オリオン座が既に南中を過ぎて若干西に傾き始めた状態です。

寒さでちぢこまり気味な体そして心を少し伸びやかにしてくれる出会いでした。



2011年02月24日

梅の古木が今年も満開です

今週は連日15度を越える暖かな日が続く東大阪です。

お仕事場である柳瀬製作所の近くに植えられている3本の梅の古木が今年も満開になりました。

以前もこのブログで開花の紹介をしたことがあるのですが、幹や枝の具合が浮世絵に出てくる梅の絵のようで個人的に大好きなのです。

ここ数年、全く手入れがされていないようで、昨夏の暑さもあってちょっと心配していたのですが何のその。
3本とも綺麗な花を枝一杯につけています。

白梅の古木桃色の梅と紅梅の古木

白梅、桃色の梅、そして少し淡いめの紅梅。
柔らかな風が吹くと周りにほのかに良い香りが広がってきます。

桃色と淡い赤の梅の花

あと暫くは目と鼻を愉しませてくれそうです。

その後は目の前の生駒山中腹にある枚岡神社の梅林で梅を愉しみたいと思います。
この枚岡梅林はそれほど大きくはありませんが、大阪平野を望む事が出来る絶好のロケーションですのでお勧めです。
最寄り駅は近鉄奈良線の枚岡です。(各駅停車しかとまりません)

2010年05月07日

サクランボ狩りをしました(我が家の植木鉢)

我が家の植木鉢で育っているサクランボの桜の木(佐藤錦)に今年もサクランボが実りました。

ここ数年を振り返ると、美味しい赤色になったとたん、ねずみやカラスに先を越されて食べられたり、桜の花芽を小鳥に落とされたり、花の数が少なかったりで、“収穫”というには程遠い状態でした。

今年もサクランボの桜の花が咲き出したとたんに急に寒くなり、受粉してくれる虫が活動出来なくなっていたので『ああ、駄目か』と思っていたのですが、多くの花芽が順調に膨らみ、見た目にも“実っている”感じになってきてくれました。

生育途中で落下していくサクランボもあるのですが、そのサクランボ達もれでぃこが種ごとバリバリと食べておりました。
頭上の美味しく育っていくさくらんぼの実に気づかないか冷や冷やな毎日でした。

そしてゴールデンウィーク最終日の5/5(水)の夕方、ユーキボンと共に初めての“サクランボ狩り”にチャレンジでしました。
植木鉢で実ったサクランボ達
熟したサクランボは思った以上に枝部分から取れやすく、ユーキボンが力を込めてサクランボを1つ取ると2つ、3つ、別のサクランボが落ちてしまうという状態でした。
その為、ユーキボンには実の部分から直接とってもらうことに。

どれを採ろうかなあ採ったサクランボをつまみ食い?
つまみ食いしながらの収穫となりました。

採れたサクランボ(佐藤錦)
採れたサクランボを数えてみたところ、56個ありました。途中でつまみ食いしたものや落ちてしまったもの、レディコへのおすそ分けを含めると60個以上の実が出来ていたことになります。
黄色いサクランボを見せたらサクランボをパクッ
市販の大きなサクランボに比べると小さなサクランボばかりでしたが、これだけ採れれば大収穫です。

サクランボといえば東北、特に山形県が代表産地というイメージがあり、気候的に適しているのかと思っていましたが、何のなんの、大阪府内の植木鉢でこれだけ採れるのであれば、大阪産のサクランボ栽培も十分可能ではないかと感じました。
採れたサクランボをお皿に乗せてみました
ちっちゃく酸味と甘みが適度に共存した我が家のサクランボ(一応佐藤錦です)を食べながら、秋のブドウ、そして春のサクランボが大阪の有名な果物になるといいなあと感じたゴールデンウィークでした。



2010年03月20日

土筆(つくし)を見つけました(八尾の春 2010)

今朝はとても暖かな朝でした。

コッカーのレディ子と散歩中、芽を出し始めたスギナを発見。
スギナが生えているということは、スギナの胞子を飛ばす役目である“つくし”も生えている可能性が高いということで、ちょっと周りを探してみました。

すると、既に傘が開いて胞子を飛ばしてしまった後のつくしを発見。傘部分はかなり乾いてしまっているので3-4日はたっている感じです。
もう少し探してみたところ、ありました。1本だけですが大きく育ったつくしです。

さっそくユーキボンに見せてやろうと摘んで持って帰りました。

2010年の土筆つくしUP

いい入れ物が無いので小さなビンに水を少し入れてそこに差してやりました。

『ツクシ見つけたで』と声を掛けると、暫くして登場したユーキボン。
『ぽっと出た!ぽっと出た!土筆の子ー♪』と保育園で習った歌を歌いながら土筆を持って踊っていました。

朝から楽しい春でした。

月別アーカイブ
スポンサードリンク
ブログ仲間さんの出版物
最新コメント