生き物(動物)/植物
2016年10月21日
月下美人の花が咲きました(2016年 八尾市)
二日続けて花にまつわるお話になります。
毎年、我が家のご近所では夏から秋にかけて、月下美人の花が、甘い香りと共に白く美しい姿を見せてくれます。
一昨日の夜、歯磨きをしながら窓の外に目をやると、12時前にも関わらず、玄関の電気が灯されていました。
生憎のポツポツ雨の状況でしたが、「もしや?」と思い、コンデジ片手に外へ出て明りの許に近づいていきました。
やっぱり思った通りでした!
明りの下では白い月下美人の花が咲いていました。
その数、4輪。
綺麗に咲いているので電気をつけておいて下さったのでした。
有り難い限りです。(きっと毎年写真を撮りに行っているのをご存じなのでしょうね。お気遣いすみません。)
細い茎に大きな花がついているため、車の通過で起こる風でもすぐに揺れてしまいます。
そのため、接写した写真のピントが若干ずれている点はご了承下さいね。
今年は金木犀の開花の時期とバッティングしてしまったため、月下美人の花の甘い香りは、金木犀の香りに消されてしまい、周りに広く漂うことはありませんでした。
ふとそばを見ると、昨日咲いたのであろう月下美人の花のつぼみがまとめられて置かれていました。
その数は9輪ほどでしょうか。
せめて毎年のように月下美人の花の香りがもう少し遠くまで漂ってくれていれば、明りが灯されていることに気づいていれば、沢山開花している写真が撮れたのにと、タイミングの悪さと自分の不注意を悔みました。
でも、金木犀の香りに包まれながら、月下美人の花を眺めたのは初めてだったように思いますので、まあ、これはこれで良い経験だったのかもしれませんね。
毎年綺麗に花を咲かせるように世話のなさっておられるご近所さんには感謝です。
2016年10月20日
金木犀の香る季節になりました(2016年 大阪府東部)
10月も中旬となりました。
先月は全国的に本当に不安定なお天気続きで大変でしたね。
(いまだに野菜などの価格に影響が出ていて困りものですが・・・)
9月末頃から、時折どこからか微かに香ってくる感じはするものの、その姿は見られないままだったのですが・・・
私が暮らす大阪府東部の八尾・東大阪エリアでは10月17日の早朝まで降った雨上がり以降、突然に街中の至る所で金木犀の香りが漂い始めました。
ほんの少しの距離の違いしかないのですが、17日の午前中は八尾市と東大阪市の境界となっている恩智川と第二寝屋川より八尾市側では、金木犀の香りがはっきりと広がっていましたが、川を渡ると香りは殆どしない状態でした。
その後、夕方の4時前後からは、恩智川を挟んで東側(東大阪市側)にある工場付近でも金木犀の香りが漂い始めました。
念のため、帰宅途中に工場付近の金木犀の樹を見てみましたところ、確かに少しずつ咲いてきているのが観察出来ました。
近距離にもかかわらず金木犀の開花に半日近い差が出たのには新鮮な驚きがありました。
(気温差は殆ど感じなかったんですが、何が影響していたのでしょうね?)
あれから数日、工場と自宅の道中だけでなく、窓を開けていると工場や自宅の中まで金木犀の香りに包まれ、ちょっと贅沢な気分です。
(昭和世代の人にとっては金木犀の香りイコール、トイレの芳香剤と感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、それは言わないで下さいね)
花芽の成長状態からすると、来週くらいまではこの金木犀の良い香りに包まれた環境が続きそうな感じです。
通勤の道中で見かけた金木犀の樹を幾つか撮影しましたので、アップしておきますね。
お家の庭や植木鉢、公園の中などにも植えられていることが多い木ですので、お散歩がてら、是非秋の代表的な香りを楽しんで下さいね。
2015年02月13日
梅の花が咲き始めました(東部大阪 2015年)
まだまだ寒い日が続く大阪です。
ですが、周りの景色に目を遣ると、どこかしらに春へ向かっている気配が見られます。
ワンコとお散歩する公園や道中の道端では、蓬の小さな若葉が見られたり、フキノトウが顔を出し始めたり、節分が終わったコンビニでは、バレンタインデーのチョコレートと共に、お雛様関連の商品や春の定番であるイチゴ関連の商品が並んでいます。
そして、早春と聞けば連想させられる花のひとつである“梅”もあちこちでほころび始めてきました。
自宅の小さな植木鉢の白い梅の花は日当たりが良い場所に置かれているので、1月下旬から一輪、二輪と咲き出していましたが、周りの大きな梅の木はなかなか蕾が膨らんでくれませんでした。
2月も中旬近くになると、不思議なもので、タイミングを合わせたかのようにそこかしこで梅の開花が始まりました。
通勤途中にある梅の古木も年末年始の寒さを乗り越え、紅梅とピンクの梅がそれぞれ開花を始めだしました。
白梅は若干遅れ気味で数輪開花するに留まっています。
まだ少ししか咲いていないのですが、梅の木の周辺には淡い梅の香りが漂い、その香りにつられたのか?、一羽のヒヨドリが梅の古木の傍らで何度も鳴き声をあげていました。
通勤先であるTOP CHAIN 柳瀬製作所でも、頂きものの梅の木にピンク色の梅の花が一輪開いてくれました。
たった一輪だけのことなのですが、なんだか周りがほんのり温かくなる、そんな印象を持たせてくれます。
不思議なものですね。
小さな春を感じながら、次は土筆でも探してみましょうか。
2014年03月07日
2014年 大阪も春になりました(沈丁花が咲き始めました)

大起水産八尾店のプレオープンにお呼ばれした後、いつものように我が家のA.コッカーのレディ子を連れて夜のショートお散歩へ出かけたところ、この季節にしか嗅ぐ事の出来ないあの香りに気づきました。
そうです、“沈丁花”の花の香りです。
ポツポツ雨が降り出していたので確認出来ないままこの日は帰宅。
翌朝、小雨模様でしたが、うちのご近所の会社の前に植えてある沈丁花の木をれでぃこを伴って見に行ってみると・・・、やっぱり咲き出していました。


紫色、白色の沈丁花がともにポツポツと花を開き始めています。
という事で、2014年は2月28日をもって大阪に春がやってきたことを宣言します!


周りを見渡すと、タンポポや早咲きの桜の花も確認出来ました。
皆さんの周りにもきっと春の兆しが隠れていますよ。
2013年03月25日
初ツバメを目撃しました(2013年 八尾市内)
毎年、3月の中旬になると鳥の鳴き声が気になり始めます。
何の鳥かというと“ツバメ”です。
今年の大阪は3月に入ると暖かな日が多くなりました。
私が春の訪れを実感する“沈丁花”の花も既に開花し、良い香りが街のあちこちから漂ってきています。
テレビやラジオからは日本各地で例年より早くソメイヨシノの開花が伝えられていますが、ここ八尾市内ではさくらんぼの桜が終わったものの、市内の桜の名所とされている玉串川沿いのソメイヨシノの桜並木では気の早い桜の木にチラホラと桜の花が開き始めた程度です。
お花見が出来る位に咲き出すのはまだ1週間程度は掛かりそうな雰囲気。
春のお彼岸が始まった3/17以降、八尾市内の自宅付近や東大阪の工場では、窓の外からツバメの声らしい鳴き声が聞こえてくるのですが、外を見てもツバメの姿は確認出来ませんでした。
ですが、3/22(金)の9時頃、工場に向かう為に八尾市立北山本小学校の少し西側付近に差し掛かったところ、頭上からツバメの鳴き声が聞こえてきました。
見上げると1羽のつばめが電線に止まって鳴いています。
気にせず鳴いてくれているので動画にも収めさせてもらいました。
周りを見渡してみましたが、この時点ではツバメはこの1羽だけしか確認出来ませんでした。
そうこうしているうちに、一鳴きするとスッと飛び立っていきました。
この付近では毎年ツバメが子育てをしているので、そのツバメが帰ってきたのだと思います。
長旅、本当にご苦労様でした。
これから暖かくなるにしたがって、ここで生まれ育ったツバメ達がもっと多く戻ってくると思いますので、今年も5月以降は賑やかなツバメ達の子育てが見られそうです。
2013年03月12日
ウグイスが鳴いていました(八尾市内の市街地 2013年3月)
3月に入り、割合暖かな日が増えてきました。朝・晩のワンコとのお散歩もちょっと楽に。
散歩コースの周りにも徐々に緑が増えてきており、春が近づいてきていることを実感させられます。
3/10の朝、ワンコの散歩中、八尾市北部にある桂青少年会館の敷地に植えられた木の辺りから「ケキョッ」という鳴き声が聞こえてきました。
どうやら梢にウグイスが居るようです。
長年この場所をワンコの散歩コースにしていますが、こんなに車の往来がある場所でウグイスの声を聞くのは初めてのことです。
ワンコを連れてでしたが、ウグイスの鳴き声がする場所へ静かに近づいて見ました。
茂みの中に隠れていて鶯の姿は確認出来ませんでしたが、「ホーホケキョ ケキョ、ケキョ」と繰り返し鳴いていました。
でも、どこかぎこちなさが残る感じがする鳴き声でした。
この後もずっと鳴き続けていたうぐいすでしたが、残念ながら翌日以降はその声を聞くことはありませんでした。
また来年に期待です。
2013年03月05日
ひな祭り終了です(2013年 3月)
皆さんのお家ではもうお雛様は仕舞われましたか?
お嫁に早く行って欲しくないという思いから今月中は飾っておこうなどといっていたのですが、我が家のお雛様は以前ご紹介した通り小さな“スヌーピーびな”。
陶器製の為、落とすと割れてしまうという危険性を孕んでいるので、やっぱり仕舞う事にしました。
ビニール袋におびな、めびな、台座をそれぞれ入れて、屏風と共に箱の中へ。これでお片づけは終了です。
今週は徐々に温かくなってきていて、工場近くの梅の古木でも、開花の遅れていた白梅が咲き始めました。
これでやっと、紅・桃・白の三色揃い踏みとなりました。周りにはうっすらとですが梅の花の良い香りが漂っています。
工場の梅も満開になってきました。こちらも良い香りが漂っています。
そして今日は暦の上では啓蟄(けいちつ)。今週は暖かな日が続くようです。あちこちで“春の訪れ”を感じさせるものと出会えそうな予感がしますね。ちょっと楽しみです。
2013年02月15日
キリンがいなくなった動物園(天王寺動物園 2013年2月)
2月10日(日曜日)の午後、子供達の希望で天王寺動物園へ出掛けました。
まずは天王寺公園から入場。
花壇には綺麗な花が植えられていて、冬の寒さの中ですが、ほっこりした気持ちになりました。
天王寺博(1987年)の際に建てられた安藤忠雄さん設計の建物は植物温室として使用されており、こちらは本当に暖か。
綺麗な花を沢山見ることが出来ました。
この植物温室の横からは動物への入り口が作られていたのですが、今日は工事用の柵が設置されていて通行禁止。
“公園・動物園連絡園路改修工事”の為に、1/22から3/15まで臨時閉鎖しているとの事でした。
結局、天王寺公園から市立美術館へ渡る階段の横から一度公園の外へ出て動物園に向かいました。(ご注意下さいね。)
動物園へ到着すると、ちょっと寒かったので、まずは子供達の反対をよそに爬虫類館(アイファ)に入場。
ワニやワニガメ、ヘビは怖かったようですが、リクガメさんは気に入ったようで、ノソノソ歩くリクガメさんに話し掛けたりしていました。
青空の良いお天気だったからでしょうか?
運の良い事に、2頭のカバさんは陸に上がって日向ぼっこ。
暫くすると、1頭がもう一頭を誘って、プールに潜っていきました。
その後はサバンナゾーンに向かいました。
息子のユーキボンはカメラを片手に一生懸命に小型のコビトマングースを撮影。
サバンナエリアを覗くとシマウマ、エランドとダチョウの姿は見られましたが、キリンさんの姿がありません。
そのままサバンナゾーンを移動し、ハイエナやライオンを見て回りました。
キリンの園舎近くまで移動してきましたがやっぱりキリンさんの姿は無し。
園舎の前に立ってみるとこんな張り紙がしてありました。
「申し訳ございませんが、現在キリン、オランウータン、バーバリーシープは飼育しておりません。」
バーバリーシープもオランウータンも昨年亡くなっています。
と言う事は、キリンも? でも前回来た時にはサバンナゾーンでキリンに会っていましたし・・・。
もしかすると種の保存の為に別の動物園へ移動したのかもしれないので、子供達にはキリンさんがいなくなったと言う事実だけを伝えてキリン舎を後にしました。
トラ舎ではそのお隣に新しい住まいが建設されるらしく、工事用の防護壁にそれらしい絵が描かれていました。
ギャオギャオ!と兄弟喧嘩をしているチュウゴクオオカミ舎を過ぎ、レッサーパンダ舎、ペンギン舎を見てから羊とヤギがいるエリアへ行きました。
このあたりも工事中で、カンガルーやラクダは見られないとの表示が出ていました。
いつも居る野間馬さんの姿が無かったのがちょっと心配でした。(写真は去年の野間馬さん)
移動途中、ボランティアスタッフさんの体験コーナーに遭遇。
ライオンさんとシマウマさんの本物の頭骨を触らせてもらいながら肉食動物と草食動物の違いを教えてもらいました。
コアラ舎まで来たところで工事による通行止めに出会いました。
コアラ舎は南側から北側に抜ける一方通行なのですが、この工事による通行止めで、南側の入り口が閉鎖されているらしく北側からの入場となっていました。
実際にコアラ舎に入ってみました。やはり南側の扉が閉鎖されていて、ここで折り返して戻る形になってなっています。
今日のコアラ達は相変わらず熟睡でした。
この日は工事はお休みでしたが、騒音が苦手と聞いているコアラだけに、工事作業中の園舎内は静かなのかなと、ちょっと気になりました。
コアラ舎から南側を見ると、これまた天王寺博の時に作られた大きなバードゲージに白い覆いが掛けられていました。
どうやらこのエリア全体が工事中のようです。
コアラ舎の後はサルの檻の前を通って象のエリアへ。
ここも工事の影響で、対面通行のようにいつもとは逆行する形での人の流れが出来ていました。
ゾウを見た後は熊のエリアへ移動。メガネグマそしてホッキョクグマと見ていきました。
いつもは強い姉さん女房のバフィン(21歳)と若いゴーゴ(8歳)とは1頭ずつ別々に外に出されているのですが、ベビー誕生を期待して、この日は2頭が一緒に外に出ていました。
ゴーゴはバフィンにあまり構ってもらえずちょっと寂しそうな雰囲気でした。
アシカのプールを見て動物園を後にしました。アシカの数もなんだか少なくなっているような印象でした。
通天閣の傍まで行ってみましたが、入場待ちの長い行列が出来ていました。
こてこてデザインのなんば・新世界巡回無料バスに遭遇。運がよければ串カツ無料券がもらえるようなので一度利用してみようと思います。
帰宅後に、天王寺動物園で配布されている“天王寺動物園情報誌Together(トゥゲザー)”VOL.29を読んでいたところ残念な記事を発見しました。
7月にアミメキリンのハルミ(27歳)、11月にケニア(22歳)が相次いで亡くなったとのこと。どちらも人間で言えばおばあちゃん、おじいちゃんの年齢だったとの事で致し方ない事ですが、動物園に行くと必ず出会えただけに寂しさが残りました。
在りし日のキリンのケニアの写真を幾つか。
暫くキリンさんに会うことは出来ませんが、シマウマやエランド、カンムリヅルの子供達や新しくやってきたツキノワグマやライオン達など新メンバーも登場していますので、春になったらまた行ってみたいと思います。
大阪府下ではみさき公園にキリンさんがいますので、暫くの間、キリンさんとはそちらで会おうと思います。
2013年01月31日
今年初のヒバリの鳴き声でした(東大阪の早春)
今朝の大阪は快晴だったため結構冷え込みました。
工場へ向かう道すがらあちこちに霜や薄氷が見られました。
恩智川の左右に広がる草原も日陰部分は霜で真っ白。
そんな朝を迎えた八尾市から東大阪市東部でしたが、春の足音を感じさせられる光景に出会いました。
ちょうど府立みどり清朋高校の正門前を過ぎたあたりで、北側に広がる遊水公園から上空に向かって鳥の鳴き声が響いてきました。
“ヒバリ”の鳴き声です。
続きを読む2012年12月04日
初雪?寒風の中に白いものが舞っていました。(大阪府東部 2012年)
昨日の朝は初霜が降り師走の寒さを感じましたが、今日はそれ以上。
早朝は雨上がりで曇り勝ちということも手助けしてか?それほど寒さは感じられませんでした。
午前中、天候はどんどん回復して気づけば青空で爽やかな感じ。
それに逆行する感じで風が徐々に強くなり始め、お昼前には時折窓を揺らすような強い風も吹くようになりました。
その風が思った以上に冷たい。1分もしないうちに頬や指先が冷たくなってブルブルッと身震いです。
さらに、よく見ると風の中を白いものが舞っていました。
一瞬、「初雪か?」と思ったのですが、青空ですし、大きさもバラバラ。動き方もどことなく雪っぽくありません。
「あっ!」、気づきました。この時期以降、暫くの間、強風の日に舞うものがありました。
“すすき”の種です。
工場の西側には遊水池公園建設予定地が広がっているのですが、長く工事が止まっているため、ススキと葛、そしてセイタカアワダチソウ(通称 キリン草)の群生地に変わっているのです。
風に舞う白いものをどうにか1つ確保。やっぱり思ったとおりです。
ススキの種が数個絡み合って白い塊を形成していました。(カメラには苦手な被写体のようでピントが上手く合っていなくてすみません)
埃のようになって隅っこに沢山溜まってくるのは少々厄介ですが、自然が残る大阪府東部地域の毎年の風物詩として楽しもうと思います。