犬
2015年06月17日
フィラリア予防の季節がやってきました
近畿地方は梅雨入りから早くも2週間が過ぎました。
適度な湿気と蒸し暑さで、今年も蚊が元気に飛び回り始めています。
悲しいかな、植木の水遣り毎に何箇所か刺されています。
その都度、殺虫剤をシューっとやるのですが、なにぶんにも屋外のため、効果の程は不明です。
昨年のデング熱流行のこともあるので、今年はなるべく水が溜まる場所がないように気をつけていますが、それでも蚊の発生は防ぐ事が出来ません。
自宅周辺には、昔と比べると本当に若干ですが田畑が残り、用水路には水が流れ続けているので、蚊にとっては暮らしやすい環境なのでしょう。
これから初冬に掛けて、ワンコにとってはフィラリア症の恐怖と向き合うことになる時期となります。
フィラリアやフィラリア症についてはこの時期の過去記事をご覧下さい。
http://douraku.kusari.info/archives/cat_10022338.html
蚊に刺されることをゼロにすることは不可能ですので、フィラリア症にかかるリスクは常に存在しています。
リスクをゼロに近づける唯一の方法は、フィラリア予防薬の投与だけなのです。
我が家で暮らすA.コッカーには6月上旬からフィラリア予防薬の投与を開始しました。
これから初冬に掛けて、蚊と共に、ノミ、マダニの活動が盛んになってきます。
そのため、マダニやノミ予防のフロントラインも使用を開始しました。
フィラリア症や、マダニによる発病はワンコにとって大変苦しく辛い余生を強いるものです。
家族の一員であるワンコ、そしてご近所で暮らすたくさんのワンコ達の為にもこの期間の投薬は、忘れずしっかりと行なっていきます。
フィラリア予防薬は、獣医師さんにフィラリア検診と薬を処方してもらう必要がありますが、家族の一員であるワンちゃんのため、動物病院へ足を運んであげて下さい。
今年の夏は、人間もワンコも蚊に刺されないよう対策をしっかりとって行きましょう。
2012年12月20日
リンク集のページを作りました
ジュディ犬気分屋ブログの左右カラム部分にブログパーツとしてリンク集を幾つか作っていましたが、スペースの都合上、どんどん下へ下へと伸びていき、表示画面をかなりスクロールさせなければ見つからないという状況となってしまいました。
そこで今回、リンク集のうちの幾つかをブログ記事ページに引越しさせ、カテゴリーに“リンク集”の項目を追加させてスペースの圧縮を図ることにしました。
また、知り合いの方から「トップページからの発リンクが多いと、検索エンジンに良く思ってもらえない可能性があるよ」とのコメントを頂戴した事も、今回のリンク集のお引越しに繋がりました。
せっかく皆さんに情報をお伝えしたいと思って作ったブログなのに、肝心の検索エンジンから“TOPページからの発リンクが多い”と言う理由で表示順位を低くされてしまっては何にもなりませんものね。
まず1ページ目は<ワンコサイト・ブログ>リンク集です。
お友達やTOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーンをご購入頂いたお客様のサイト屋ブログが主なリンク集です。
れでぃこのワンだふる日記
我が家で飼っているアメリカンコッカースパニエルのレディ(れでぃこ)について書いているブログです。
http://blog.livedoor.jp/lady_tantantanutanu/
アメリカンコッカースパニエル大好き
アメリカンコッカースパニエル繋がりのサイト友達のサイトです。
http://kureha.a-thera.jp/
武蔵(たけぞう) 新潟のA.コッカー君ブログ
アメリカンコッカースパニエル繋がりのブログ友達のブログです。mixiやtwitter、Facebookでもお友達です。
http://blog.livedoor.jp/takezou164/
Happy-Sky 黒柴 ソラ の部屋
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のサイトです。
http://www.hi-ho.ne.jp/happy-sky/
パグっ娘ふくちゃんのお部屋
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のサイトです。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fukutyan/
えぶりでークラ
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のブログです。
http://yaplog.jp/kuraclaudia/
コーギー2匹と日本で1番スタンダードな雑種犬(笑)のブログ
ワンコ繋がりのブログ友達のブログです。
http://hahaha.jugem.cc/
犬の総合情報とグッズ通販サイト ドグードットコム
気になったので登録したワンコ情報サイトです。
http://www.dogoo.com/
のんびり過ごそう〜盲導犬候補生とノンタン日記
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/iapy-n41
La vita di Piccolo Marco ちびらぶマルコのまったりな日々
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のブログです。
http://piccolomarco.blog.shinobi.jp/
イタグレ 洋服店★coccolo IG ★blog
TOP CHAIN 柳瀬製作所でチェーン製作をご依頼頂いたお客様のブログです。
http://blog.coccolo-ig.com/
ご覧頂いた方にとって何かのお役に立てれば幸いです。
2009年06月04日
ワンコのフィラリア対策の時期になりました(6/4チビクロ・シロちゃん忌)
6月に入り、スッキリしないお天気が続くようになりました。大阪も梅雨入り間近といった雰囲気です。
それより少し早い5月後半からは、チラホラと蚊の姿を見かけるようになって来ました。
見かけた上に、既に何度かはチクッと刺されています。
2歳のチビ助は保育園の園庭で遊んでいる時に刺されるようで、足のあちこちに赤い虫刺されの痕が出来ています。
我が家でも玄関の内側で暮らすコッカースパニエルのれでぃこの為、ムシの忌避剤(ムシコナーズのジェルタイプ)を設置してやりました。
効果の程はまだ不明です。昨年もメーカーは忘れましたが、虫の忌避剤(同じくジェルタイプ)を設置しました。
しかし、残念ながら昨年の忌避剤は効果が弱く、結構な数の蚊や小さな虫が入ってきていました。
そして5月末からはフィラリアの予防薬を投与させ始めました。昨年までは少し柔らかめのブロックタイプのフィラリア予防薬で、味もきっと美味しかったのでしょう、れでぃこはいつも喜んで食べていました。
残念ながら今年処方されたタイプは、普通のお薬に近いものらしく、味もいまいちだったようでした。
仕方が無いのでドライフードと一緒に口に放り込み、無理やりゴックンさせて食べさせました。
有り難い事にレディコはフィラリアに感染していませんので、これから12月までの約半年間、毎月一度、30日の日にフィラリア予防のお薬を飲ませる事になります。
タイトルの通り、本日6/4は歯の衛生週間であると共にチビクロとシロちゃんの命日になっています。
チビクロ、シロちゃん、そしてジュディ。この3匹はいずれもフィラリアに罹っていました。
3頭とも12年から15年と割合長生きをしましたが、フィラリアの影響はあった様で、3頭とも晩年には呼吸を楽にするお薬を処方されていました。
こうなった原因の一端は飼い主のフィラリアに対する考え方の甘さにあります。
蚊の発生に伴い、ワンコ達には蚊取り線香や電子蚊取りを設置していました。ですが、結果的にはこれでは不十分すぎました。
風向きや煙を嫌がって犬自身が移動するなどにより、毎日どこかを蚊に咬まれてしまっていたのです。
結局、フィラリアに罹ってしまい、後になって動物病院でフィラリアの増加を抑えるお薬を処方してもらい飲ませ続ける結果となってしまいました。
フィラリアに罹る前に動物病院でフィラリア予防薬を処方してもらい、決められた期間、きちんと飲ませ続けるしか予防方法が無いのが現状です。
フィラリアに罹っているかは動物病院ですぐに調べてもらえますし、罹っていた場合には適切な対応をしてもらえるはずです。
フィラリアは罹るものでもありますが、他のワンコにうつすものでもあります。
家族の一員である大事なワンちゃん達ですから、ぜひ動物病院でフィラリアの検査を受け、適切な処置を受けさせてあげて下さい。
2008年11月21日
真冬のカナダで活動する犬橇犬をサポートしてみませんか?(極地探検家 山崎哲秀さんの活動支援のお願い)
お仕事場であるTOP CHAIN 柳瀬製作所で扱っているステンレス製ナスカンを2007年度から北極遠征での犬橇活動に使用して下さっている、大阪府枚方市在住の極地探検家、山崎哲秀さん という方がおられます。
工場へも昨年、今年の2回ご訪問下さり、色々なお話を伺う事が出来ました。
何より私と山崎さんとの共通点に冒険家、植村直己さんの存在があったことも仲良くして頂いている所以なのですが。
その山崎哲秀さんは、今年度も遠征活動準備の為、11/16に日本から現地(カナダのレゾリュートベイ)へ向われました。
本日頂いたメールでは交通事情によりレゾリュートベイよりずっと手前の、バフィン島南端あたりにあるイカルイットという町で足止めを食っているようです。
現地では昨年度同様、来年3月頃からの本格遠征活動に向け、様々な装備の準備や活動に使用する犬橇犬達との呼吸合わせ、現地の環境動向の確認などたくさんの作業が待ち構えているようです。
山崎さんが目指す北極圏遠征は、極地を犬橇で遠征をしながら、公的研究機関の依頼に基づき、オゾンホールや温暖化の影響が危惧される極地の最新状況を調査し伝えると言う重要な任務を伴った10年計画のプロジェクトです。
しかし、このプロジェクト、支援してくれる企業等が非常に少ないため、山崎さん個人に掛かる負担が大きいのも事実です。
そこで、今年度の遠征活動では、活動の“足”として欠くことの出来ない<犬橇犬>に必要とされる資金を支援して下さるサポーターさんを初めて募集する事になりました。
現在、14匹の犬橇犬達のサポーターを募集するページを作り、1頭ずつの写真とプロフィールを紹介しておられます。
是非、募集ページや活動報告ページをご覧になり、出来れば、希少なグリーンランド(エスキモー)犬(純血種)のサポーターとして協力して頂ければと思います。
柳瀬製作所のトップページや鎖屋兄弟の奮闘記ブログでも山崎さんと極地で頑張るワンコ達についての文章や写真などがありますので、これらも参考にして頂ければと思います。
また、関東エリアの方だけに限っての情報なのですが(USENを視聴しておられる方もOKかもしれませんが)、千葉のBayFM(78メガヘルツ)で毎週日曜日の23時から24時まで放送中のネイチャー・プログラム「ザ・フリントストーン」という番組で11/23に山崎哲秀さんへのインタビューが放送されるそうです。
ご本人は既にカナダへ出発されていますのでその前に録音されたものですが、きっと現地での様々な経験や今年度の予定やプロジェクトについての思い等をお話されておられるのだと思います。
受信エリアにおられる方は是非お聞きになってみて下さい。
大阪では受信出来ませんしWEBラジオ放送も無いようですので、お聞きになられた方は、この記事へコメントなどの形で内容や感想等を書き込んで頂けると嬉しいです)
今年度も山崎哲秀さんへの応援、宜しくお願い致します。
2008年06月04日
今日はチビクロ&シロちゃん忌です(フィラリア対策のお願い)
今日、6/4は、柳瀬製作所で長く飼われていたワンコのチビクロと、斜め向かいで飼われていたジュディ犬の兄弟犬、シロちゃんの命日です。
このブログで何度か紹介しておりますが、チビクロは2005年、シロちゃんは昨年(2007年)に亡くなりました。
チビクロは推定15-16歳、シロちゃんは満12歳を過ぎて亡くなって居りますので、人間で言えばどちらもかなりの長寿犬でした。
しかしながら両方の犬共に、フィラリアに侵されていました。
チビクロは13歳を過ぎた頃から呼吸器に障害が出だし、薬を飲み続けておりました。
シロちゃんも11歳の後半頃から走る事が苦手になってきましたし、呼吸時に喉が鳴るようになってきておりました。
周りは田んぼや畑ですのでどうしても蚊は発生します。
チビクロもシロちゃんも飼い主の知識が至らなかったばかりに、蚊に血を吸われる事で他の犬からフィラリアが感染してしまいました。
感染が分かってからは、動物病院で薬を処方してもらい、これ以上フィラリアが増えないように処置をしておりました。
シロちゃんと一緒に飼われていたワンコは3年ほど前の5月のある日、突然お腹に水がたまりだし、パンパンになって2週間足らずで死んでしまいました。
とても元気な犬だったのですが、突発的に発症し急速に弱って死んでしまったのです。
フィラリアによる“フィラリア症”だったそうです。
フィラリアはこのようにワンコ達にとっては非常に恐ろしい病気なのです。
ジュディもフィラリアに侵されています。
仔犬の頃から夏場には蚊取り線香を絶やすことなく飼われて来ていた様なのですが、蚊取り線香を焚いていてもやっぱり蚊には咬まれてしまいます。
結局どこかのワンコが持っていたフィラリアを蚊を通じて感染されてしまっていました。
その事が分かってからは、チビクロやシロちゃんと同様、初夏の頃から12月頃まで毎月1回必ずフィラリア用の薬を飲んでいます。
一緒に暮らすレディ子はフィラリアに罹っていませんので、初夏の頃から12月頃まで毎月1回フィラリアの予防薬を飲んで暮らしています。
ジュディもいよいよ13歳を過ぎ、ゴールデンウィーク頃から散歩の時などに呼吸器の調子がおかしくなり、ゼーゼーヒューヒューと喉を鳴らすようになってきました。
昨年以降、何度か体調を崩し、生死をさ迷いかけています。いずれの場合も原因は不明でした。
原因が不明と言う事は、言い換えるとフィラリアに罹っている事が原因であるという可能性もあるということになります。
今年もいよいよ蚊が飛び交う季節になってきました。
フィラリアの予防処置なくして『うちの犬だけは大丈夫』ということはありえません。
1頭でも多くのワンコがフィラリアからに危険から免れるためにも、まずはご自身のワンコにフィラリアの検査と予防、フィラリアが居た場合にはこれ以上増えなくする処置をしてあげて下さい。
そして必ず毎月薬を与えて下さい。
悲しいですが今の日本では、ワンコが自分でフィラリアを予防出来ることはありえないのですから。
2006年06月24日
レディ子にこれを聞かせたら(常夏リズムでへにょへにょコッカー)
毎週土曜日の車中では、朝8時になるとラジオからハワイアンが流れてきます。
<wiki wiki hawaii>という1時間のFM番組で、ハワイのスタジオから放送しているそうです。
実際に私とレディ子が聞けるのは長くても最初の10分位までなのですが、今日のレディ子はラジオから流れてくるハワイアンに何だかご機嫌な様子。
工場に着き、門と扉を開けてから車に戻ってみると、心地よいハワイアンに合わせ短いシッポを振り振りさせながら、助手席で“へにょへにょ”“まったり”状態。
妻に甘えておりました。助手席の扉を開けてもいつもとは違ってなかなか降りてはくれません。
今朝のレディ子にはハワイアンが“ツボ”だったのでしょう。
前足を持てば立てますので、“この夏はいっちょレディ子にフラダンスを教えてみようかな?”と思う朝でした。
2006年06月16日
レディが田んぼに落ちた日(泥んこレディ子顛末記)
6/13付けの『れでぃこのワンだふる日記』で報告されたことですが、この日、朝の散歩の途中でレディ子が田んぼに落ちると言うハプニングがありました。
『れでぃこのワンだふる日記』中では工場に戻ってきてからの事しか触れられておりませんでしたので、今回は、“落ちるまで”の状況を報告したいと思います。
この日も、いつものように元気に散歩に出掛けたレディ子でしたが、“好奇心一杯”ですのであっちでキョロキョロ、こっちでクンクンと落ち着きがありませんでした。
特に、5/26の記事でも書きましたが、田んぼに水を送る<塩ビ管>に大変興味があるらしく、塩ビ管を見つけては、おっかなびっくり傍に近づこうとします。
いつものように塩ビ管に近づいて行くレディ子だったのですが、この日は何を思ったのか?この塩ビ管の所へさらに近づくと言って、突然飛び出し、用水路のへりを歩き始めました。
チビクロの場合には安心して歩かせていましたが、レディ子は別です。ドスドス歩きでバランス感覚がちょっと怪しいレディですから、とっても心配。足を滑らせると、2m位の高さがある用水路に落ちてしまいます。
ダメと叱ってみましたが、グイグイ進みます。無理に引き戻すとそれこそ<用水路>行きです。
水を吐き出し続ける塩ビ管の傍まで行くと、姿勢を低くしたり、身体を前に乗り出したりと、<威嚇>のポーズです。凄く偉そうにしています。
が、次の瞬間、塩ビ管が『ガボッ』と大きな音を立てて突然大量の水を吐き出しました。
これには、“本当は臆病者”のレディ子はたまりません。
ビックリして飛び退きました。
紐をしっかりと持っていたおかげで、用水路に落ちる事は免れましたが、大急ぎでこちらの方へ逃げ帰ろうとしてバランスを崩し、田んぼの中へ<ドボン>。
落ち方が良かったので、足だけが綺麗に田んぼの中へ潜って行きました。
もし、横倒れになって田んぼに落ちていたら・・・、考えるだけでも恐ろしい姿です。
6/11日曜日の午後に洗ったばかりの“ツヤツヤワンコ”だっただけに足だけとは言え、結構なショックでした。
すぐに工場に戻り、如雨露で水を掛けながら良く洗ってはみましたが、やっぱり黒い泥色が残ります。そして泥臭い匂いも。
結局、流し台に連れて行き、前足、後ろ足をゴシゴシ洗う事になりました。
この辺りの事については『れでぃこのワンだふる日記』に詳しく書かれていたと思いますので、そちらをご覧下さい。
さあ、今日もこれからレディ子のお散歩です。無事に終わりますように。
2006年06月12日
見たくなかったもの(悲)そう見えてしまったもの(笑) JR大正駅高架横
今日の午前中、JR大正駅近くに用事があり出掛けておりました。
その帰り、見たくなかったものを見つけてしまいました。
電柱の張り紙です。5/11の記事で書いた“探し犬”の時に載せたのですが、今日もまだ同じ電柱に貼り付けられたままでした。
そのままと言う事はまだ見つかっていないと言う事なのでしょう。
やっぱりダメなのでしょうか?この張り紙を剥がせないでいるワンコの家族の気持ちを考えるとたまりません。
その電柱からもう少しJR大正駅方向に進むと、高架下にお店の入っていない空間が現れます。
その壁を何気なく見たところ、見つけちゃいました。
<アフリカ大陸>
言われてみれば確かにそう見えると思いませんか?
すると天井部分に<南極大陸>
(ちょっとマニアックですが・・・一度地図帳と見比べてみて下さい。)
そして別の壁には、マルコポーロの時代に書かれた<ユーラシア大陸図>に似た感じの横長のシミが・・・。(こんな感じでしたよね。左がヨーロッパ側で、右がアジア側)
梅雨の晴れ間の中、JR大正駅の高架横でたまたま見つけてしまった、他愛も無いもの達のお話でした。
2006年06月09日
梅雨入りで思い出すこと (チビクロがいなくなってから)
近畿地方も昨日の6/8から梅雨入りしました。
昨年の梅雨入りは6/4(土)でした。今でもよく覚えています。
ちょうどこの日の朝、工場で飼っていた雑種犬のチビクロが天国へ行ったのです。
チビクロを市役所の動物用焼却場(火葬場とは言えない施設でしたので)に残し、工場に戻ってくる途中の最後の信号機近くで、それまでポツポツだった雨が本降りになりました。あれからもう、丸1年以上が過ぎました。
推定年齢は15-16歳だったので、中型犬としては結構長生きをした方だと思います。
このワンコは鎖やさんのワンコでありながら、繋がれる事を嫌い、長く“半野良生活”を送って居りました。
聞く所では、この地域のワンコ達のボスをやっていたらしいのです。
自由、気ままに暮らしていたチビクロでしたが、1998年の冬、突然、自分から鎖に繋がれる事を要求してきました。
そしてそれ以降、工場の番犬としての務めをしっかりと果たしてくれました。
(チビクロについてはカテゴリーから過去の記事が読めるようにしておきました。)
こんなチビクロですが、晩年の2年間程は、咳と呼吸不全で薬を飲み続けておりました。原因は心臓と呼吸器の不調によるものですが、その引き金になったのが、若い頃に感染した《フィラリア》でした。
《フィラリア》は、蚊を媒介にしてワンコ達に広がる寄生虫です。
ワンコの年齢にもよりますが、一度感染すると、完全治癒が難しい病気なのです。
そして、蚊を通してどんどん他のワンコ達に移っていくのです。
自分のワンコが《フィラリア》に掛かってし合うと、その血を吸った蚊によって、他のワンコにも《フィラリア》を移す可能性が生じます。というか、必ず移してしまいます。
それを防ぐ方法はただ1つ、病院できちんと《フィラリア》感染のチェックを受け、適切な薬を“必ず”決められた通りに与え続ける事です。
ただ、このお薬は《フィラリア》の幼虫(ミクロフィラリアといいます)を駆除する為のもので、成虫になった《フィラリア》を退治するものではありません。
投与1回の効果は1ヶ月間のみ。薬の効果が切れると、すぐに感染の恐れが発生しますので、与える日をきちんと決め、毎月、必ず与えるようにしなければなりません。
また、お薬の即効性は不明ですので、今日予防の薬を飲ませても、明日蚊に刺されたら《フィラリア》に感染してしまうということも十分あるのです。
この点からも、早めに与え出すと共に、薬の効果が切れる前に必ず与え続けなければなりません。
投与期間は5月頃から、12月頃までです。蚊が居なくなっても、与え続けるのはミクロフィラリアが成長するまでのタイムラグがあるからなのです。
フィラリアは成虫になる頃心臓にたどり着き、そこを我家に決めて子供を産み始めます。
そのため、薬で成虫を殺してしまうと血管が詰まってしまい、ワンコを死なせてしまう事にもなりかねません。
成虫対策としては手術による除去がなされるようですが、これにはワンコの体力も大きく関わってきますので、年を取ったワンコには無理です。
ミクロフィラリア対策をしつつ、成虫が自然に死ぬ事を祈るだけです。
大事なワンコにこの様な苦労をさせるか否かは飼い主の行動次第なのです。
蚊取り線香だけでは完璧に《フィラリア》を防ぐ事は出来ません。
(蚊取り線香を焚いても絶対に蚊に食われるでしょう)
すでに、周りにはたくさんの蚊が飛び交っています。許された時間はもうありません。
「室内飼いだから大丈夫」、「蚊の来ない高層階だから大丈夫」等とは考えないで下さい。『絶対大丈夫』はあり得ない事なのですよ。まだのかたはすぐにでも行動して下さい。
うちのジュディ、田中さんの所のワンコ達も、蚊取り線香や紫外線殺虫器を過信し油断した為、予防薬の投与間隔が空いてしまい、結局《フィラリア》に掛かっています。
皆、心臓を食べられきっとしんどい事でしょう。
ワンコ達には本当に申し訳ないことです。
レディには仔犬の頃から薬を与え続け、蚊取り線香なども使用していますので、今は大丈夫ですがちょっと手を抜くとすぐにジュディのようになる可能性はいつもあるのです。
この事を心しておかねばなりません。
あれからもう1年が経ちましたが、今もチビクロの居た小屋はそのままにしてあります。
『チビクロの存在』、そして、『《フィラリア》の恐ろしさ』を忘れないために。
2006年05月11日
“寂しいもの”を初めてUPします(JR大正駅近くの風景)
外へ出掛けると、いつも“楽しいもの”、“珍しいもの”にばかり出会うものではありません。
“悲しいもの”、“寂しいもの”に出会うこともあります。
今週の月曜日、JR大正駅近くでこんな景色に出会いました。
何枚も必要な為でしょう、文章はワープロ打ちされています。
ですが、ダックスフントの絵は手で色付けされています。
そして、濡れないようにきちんとビニールに入れて貼られてありました。
文章には、『道路で車にはねられた後、走って境川方面に、行ってしまいました。』とあります。
3月31日に港区で行方不明になったとのことですが、5月8日時点で張ってあるということはまだ見つかっていないと言う事なのでしょう。
一生懸命に塗ったワンコの絵からも飼い主さんの切実な思いが伝わってくるようです。
このダックスフント君が無事であることを切に願います。
<珈琲のへちま亭>さんです。
淹れたての珈琲とカレーライスで知られたお店で、水野真紀さんが司会を務める毎日放送テレビの人気番組<魔法のレストラン>を始め、幾つもの番組で取材を受けたお店です。
前を通るたびに中の様子をチラッと見ていましたが、カウンターの中には白いシャツで黒の蝶ネクタイをしたお爺さんがいつも立っていらっしゃいました。
非常に品格のある感じの方に見受けられました。
いつも時間の都合がつかず、『また今度』と思っているうちに、とうとう昨年お店を閉められてしまわれました。閉められた理由は定かではありませんが、かなりのご高齢に見受けられましたので、お年のせいだったのかもしれません。
有名なお店でしたので、どなたか後継者の方が立たれる事を願っておりましたが、どうやらそれは叶わないようです。
店際に止められた自転車には“廃業されている”と言う事を痛感させられるのですが、閉店後もそのままにされた看板類には、店主さんの『このお店が好き、本当はお店を続けていたい』という思いが表れているような気がして仕方がないのです。
『ちょっと無理をすれば一度位は立ち寄れただろうに。何故<へちま亭>なのかも聞けただろうに』
いまさら思ってみても仕方が無い事ですが・・・、残念です。
皆さんの周りにも“寂しいもの”ありませんか?