亀を拾いました(亀を助けました)についてのお話です。ぜひご覧下さい


2008年07月26日

亀を拾いました(亀を助けました)

一昨日の夕方6時半頃の事です。
帰宅途中、みどり清朋高校(旧池島高校)の傍まで来た所、道路の片隅に黒っぽい大きな塊が落ちていました。
泥がついているもののすぐにそれが亀だと言う事に気づきました。

道路で拾った亀を自転車の前カゴへ避難させる

 

 

 


道路の端とは言え、工事用の金属塀が死角となり車からは見えない場所だったので大急ぎで拾い上げ、自転車の前カゴに入れて移動です。

身体を縮めたままの亀クサガメのシッポと後足

 

 

 


安全な所で様子を見てみます。甲羅についた泥はカラカラ。足、首、シッポをしっかりと引っ込めて熱いアスファルトの上で耐えていたようです。

手のひらと比べて大きさを測ってみました。
クサガメの大きさ測定(縦方向)クサガメの大きさ測定(横幅)

 

 

 

縦が20cm強(22cm位)、横が18cm強ありました。割合大きなクサガメです。
測定中や写真を撮っている間もぎゅっと身体を縮めたまま。

次は逃がしてあげる場所探しです。
高校の北側には大きな治水緑地が建設途中なのですが、ここ暫くの好天で緑地内の池は水が殆ど無くなっている様子。
そこで高校の西側を南北に流れている恩智川(恩地川)に逃がしてあげる事にしました。

ただ、川は目の前に見えているのですが、高さがあるため亀を投げ入れる事は出来ません。
川原に降りられる場所を探してあちこちウロウロ。おかげで、ランニングをしている女性には警戒される始末。

どうにか川原に降りられる階段を見つけて川原に。
増水でなぎ倒された草がびっしりと川原に広がっており、足元がどうなっているのか全く分かりません。
亀を川岸まで連れて行きました

 

 

 

亀を片手に恐る恐る川に近づいていきました。

亀を川の中にそっと放して見ます。暫くはそのままでしたが、ゆっくりと顔と前足を水に中に伸ばしだしました。
クサガメを川の中に入れてあげました水の中でやっと前足と首を出し始めたクサガメ

 

 

 

でもなかなかそれ以上動こうとはしません。

そこでもう少し川の中に押し出してみました。
するとやっと歩きだし、草の下に隠れて行きました。元気に動き、ほっと一安心です。
動画に撮りましたので良ければ見て下さい。

あのままだと間違いなく自動車に轢かれていたでしょう。生き物の命を救えて嬉しい限りです。
でも、助けた亀に連れられて竜宮城ならぬ恩智川に招待されるのは・・・うーん、ちょっと微妙です。



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