2006年12月08日
道頓堀に大ねずみ現る?!(ヌートリアの大阪進出)
ラジオで聞いたお話なのですが、最近、大阪の淀川や繁華街の真ん中にある道頓堀で大きな生き物が頻繁に目撃されているらしいのです。
その生き物がこれ。
では無くて本当はこれです。
最初にお見せしたのはカピバラ、そして後からお見せしたのが、今回目撃情報が伝えられている<ヌートリア>なのです。
もともとはカピバラとともに南アメリカに住む生き物だったのですが、第二次世界大戦の頃、軍服用の毛皮を取るために国内で養殖され、終戦後は必要とされなくなったため、捨てられ、国内のあちこちで自然繁殖して現在帰化動物として生息しているらしいのです。
かなり前のニュース番組で、岡山県に住むおじさんが、近くの池に住んでいた野生のヌートリアの子供を育て、“ヌーちゃん”と名付けてかわいがっているのを見ました。
確か一緒にお風呂に入っていたような記憶が・・・。
野生化したヌートリアが、どうやら生息域を拡大し、大阪にまで進出してきたようなのです。
でもなぜ道頓堀なのでしょうか?
ヌートリアは確か草食性だったと思いますので、草の生えていない道頓堀は暮らしづらいと思うのですが。
ヌートリアはねずみと同じく大きな前歯を持つ動物です。
性格は温厚でどちらかと言えば臆病なくらいです。
ですが、びっくりするとその大きな前歯で思わず噛みついてしまう可能性もあります。
ですので、常識と節度ある方は、これからはくれぐれも道頓堀川に飛び込むことの無き様。
汚い水な上に、噛まれて怪我でもしたら・・・それこそ命の危険も十分考えられますから。
1回に5匹程度の子供を生み、年に3回くらい出産するらしいですから、数年後には大阪の至る所でヌートリアが見られるようになるかもしれません。
ちょっと見てみたいような、でも心配なニュースでした。
追記;ヌートリアやカピバラに関する過去記事はこの2006年4/6の記事からたどって下さい。(4/6についてはコメント欄を読んで下さいね)
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この記事へのコメント
ヌートリア情報有り難うございます。
昔からよく居たのですね。
難波では時々、側溝内を走る非常に大きなドブネズミらしき生き物を見かけていますが、ヌートリアの姿はまだ見かけていませんでした。
現在も着々と進んでいる道頓堀両岸の遊歩道建設工事、ヌートリア達にとって、プラスとなるのかマイナスとなるのか・・・、<町のネズミと田舎のネズミ>という絵本ではありませんが、大阪の“ヌー”ちゃん達は案外都会の明かりにも順応しているのかもしれませんね。
私は、自分のブログで画材の色名事典をアップしている者です。
実は、サンスター文具のツインマーカーPUに「ヌートリア」と言う色名が存在していまして、調べている内に、貴方のブログに辿り着いた次第です。
それにしても、まさかヌートリアがこんな近所に住んでいるとは思いませんでした。カピバラ共々『陸のブラックバス』にならなければ良いのですが・・・。
ヌートリア関連のブログは他にもありましたが、貴ブログの記事が一番面白かったので、TBさせて頂きました。今後ともよろしくお願い致します。
P.S.ツインマーカーPUは道頓堀に程近いカワチ心斎橋店で販売されています。
はじめまして。
コメント有難うございました。
サンスター文具のツインマーカーPUに「ヌートリア」ですか!
ヌートリアのことを知らない人には
“セルリアンブルー”と同じようなインパクトのある響きに聞こえるのでしょうね。
色表現に『ヌートリア』を選択されたサンスター文具さんの感性には脱帽です。
ツインマーカー、心斎橋か天王寺ステーションデパートの“カワチ”で見てみますね。