イッセー尾形 二人芝居 in シアターブラバについてのお話です。ぜひご覧下さい


2006年03月25日

イッセー尾形 二人芝居 in シアターブラバ

シアターブラバ外観3/18の夜、久しぶりにイッセー尾形さんのお芝居を見に行きました。
市内の劇場が年と共に減っていく上、公演会場も大阪市内から少し離れた所になったりと、ますますチケットが取りにくい状態になってきた大阪でのイッセー尾形さんのお芝居ですが、ブラバ友の会会員になることで、今回どうにか取る事が出来ました。

今回の舞台の題名は 
<小松政夫×イッセー尾形のびーめん生活 2006>。
イッセーポスター

 

 

 

 

 


題名の通り、小松政夫さんとの2人芝居に挑戦です。それもここ大阪が新ネタおろしの最初の場所になるとの事。

当日は生憎の雨模様。コート無しでは寒い状態でした。
ですが、お客様の雰囲気はこの天気をものともしないくらいに盛り上がっています。
一見した所、若者から年配の方まで幅広い層のお客様がいらっしゃっているようでした。

前日が初日で、翌3/19までの3日間、合計3ステージのちょうど真ん中の公演日でした。
入場の際に渡された感想を書くアンケート用紙には、初日のお芝居が盛況であった事、その事が2人にとってどれほど誇らしいものとなり今日の舞台に輝きを与える事になるであろうかということ、そして昨日のお客様の残された感想に対する感謝の気持ちがさりげなく綴られてありました。

開演前の舞台はこんな感じ。
イッセー尾形舞台1

 

 

 

今まで何度かイッセー尾形さんの舞台を見てきましたが、これほど大きな舞台での公演を見るのは初めてです。2階席しか取れなかったのできちんと見えるのかちょっと心配したほどです。

公演開始です。
1幕目では2人の会話の掛け合いにどこか大きめの“間(ま)”を感じ、なんだかちょっとぎこちない印象を持ちました。
しかし、2幕目以降では逆に2人の作り出す“微妙な不安定さを含んだ独特の間合い”にすっかりはまってしまい、笑い、楽しませてもらいました。
最後の幕では、微妙にウルッと来る琴線をくすぐられたりと非常に楽しく素敵な公演でした。

小松さんと言えば、幼少期に見ていた<見ごろ、食べごろ、笑いごろ>というテレビ番組中で演じられていたおバカな息子役にあったような、おとぼけキャラと言うイメージが私の中にはずーっとありました。もちろん、様々な舞台で名脇役を演じておられることもテレビ中継で観たりして良く知っているのですが・・・。

ですが、今回、なまのその演技に触れることが出来て完全に払拭することが出来ました。

舞台終了後、お2人から今日の舞台についてのお話がありました。
舞台進行に際し、イッセーさんはアドリブの台詞まわしをどんどん小松さんに投げかけておられたとの事でした。1幕目に感じたぎこちなさの理由がこれではっきり分かりました。
イッセーさんはそれをしっかり受け、返してきてくれる小松さんに、小松さんは自身が経験する事の少ない今回のような舞台に参加させてくれたイッセーさんに対し敬意と感謝を述べられました。

2人きりの長丁場の舞台にもかかわらず、舞台終了後には引き続き、商品購入されたファンの方のためにサイン会を開かれ、笑顔で対応されておられました。
サイン会風景

 

 

 


公演終了後の舞台です。
イッセー尾形舞台2






舞台中央にポツンと残る車椅子が1台。

これがなぜここにあるのか知りたい方は、ぜひお2人の公演をご覧になってみて下さい。
ただし、<小松政夫×イッセー尾形のびーめん生活 2006>、今のところ別の場所での開催のお知らせはイッセー尾形さんの公式サイトには出ておりませんので、是非皆さんからリクエストしてあげて下さいね。きっとご両人とも喜ばれると思いますよ。



chibikuro2005 at 19:33│Comments(0)TrackBack(0)演劇/大阪府 | 関西情報

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