ファンやコレクターでなくても欲しくなる?(建築家 安藤忠雄の本)についてのお話です。ぜひご覧下さい


2005年10月05日

ファンやコレクターでなくても欲しくなる?(建築家 安藤忠雄の本)

10/1にサントリーミュージアム天保山に行った際、ミュージアムショップに立ち寄りました。
実はこのミュージアム、ご存知の方も多いと思いますが、今や日本を代表する建築家 安藤忠雄氏のデザインにより建てられたものです。
関西では彼のデザインした建物が割合多く見られます。例えば、天王寺公園の中にある映像展示館や大阪南河内郡の
近つ飛鳥博物館>、兵庫県淡路島の<淡路夢舞台>など、公共的なものだけでも数えていくとたくさんあります。

それら、彼の作品について、氏へのロングインタビューと、氏自身の文章(論文)、そして作品である建物やそのデザインスケッチなどがカラーで多くちりばめられている本をショップ内で見つけました。

安藤忠雄本表紙タイトルは 『安藤忠雄 建築手法』発行は A.D.A. EDITA Tokyo(エーディーエー・エディタ・トーキョー) ¥2800+税 です。

これだけの事であれば、何も記事にしません。注目して頂きたいのは表紙を開いた次のページです。

実はこの本、安藤氏のサイン入りだったのです。それも直筆の。さらに驚く事には、自身が設計したサントリーミュージアムのラフデザインが。
どうして直筆だと分かるのか? だって、積んであった本を1冊ずつ見比べると、全部、字の形や絵の形が異なっていたんですから。
安藤忠雄サイン<限定>で置かれていたこの本、棚の上に残っているのはもう10冊を切っていました。
そのお隣には安藤忠雄氏の建築作品を写した大きな写真集が置かれてありました。これには、『サイン紙』(色紙のようには厚くない紙でした)がつけれれていました。
これも<限定>ですがお値段は 税込み¥15750 だったと思います。綺麗な写真集で う〜ん、欲しかったのですが、値段が値段なので諦めました。

こんな珍しい本、きっとこのミュージアムショップでしか買えないと思います。
ミュージアムにお越しの際にはぜひ、ショップも覗いてみて、まだ残っているようであれば、1冊買われても損はないと思います。
この本があれば安藤忠雄作品の勉強になりますし、サントリーミュージアムについても少し詳しく知る事が出来そうですよ。
(と書きながら、その私自身、まだ目次と写真を眺めているだけで本文を読んでいないのですが・・)
安藤忠雄 本中の写真1安藤忠雄 本中の 写真2

 

 

 


安藤忠雄建築手法

関西では、長引く不況の為『企業メセナ』の考えが薄れ、特に劇場を中心として閉鎖が続いています。そんな中で私企業でありながら、本業とは異なる<芸術活動>に力を入れられているサントリーさんの態度は素晴しいと思います。
皆さん、大阪港にお立ち寄りの際には、ぜひ、海遊館と共にサントリーミュージアムにも足を運んで下さい。本当に良い所です。



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この記事へのコメント

1. Posted by Noriko   2005年10月06日 23:53
この間は、アールデコの記事、勉強になりました。ありがとうございます。
私も、サントリーミュージアムは好きでよく行きます。海遊館もぽけ〜としたい時に。
安藤忠雄氏のサイン本、なにげにおいてあったのですね。すごいなぁ〜。
私は、建築物ですきなのは、フランク・ロイド・ライト氏の落水荘という建物です。デコ展に行ったら、彼もデコの一人者なんだとわかりました。彼のステンドガラスが展示してありました。全然、知らないで好きだったんですね。
安藤忠雄氏のことは、残念ながら、お名前を知っているだけでして…
面白い内容だったら、また記事にしてくださいね。それでは。
2. Posted by とねっこ   2005年10月07日 19:08
NORIKOさんコメント有難うございます。落水荘は確か日本にあって、同じデザインのものがアメリカのどこか山間の避暑地のような所に残っていたというものでしたっけ。確か細長い何本かの柱の上に建っていた屋根がフラットな・・・。
ライトさんのデザインしたステンドグラスと同じデザインの名刺入れが以前からミュージアムショップで売られています。お揃いのボールペン(万年筆だったかな?)もあります。かなり太いですが。私自身は黄色いほうのデザインの名刺入れを使っています。これは直線のみでデザインされています。今度行かれたときにショップを見られてはいかがでしょう。(向かって海遊館側のショップのレジの左側だったはずです)

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