2005年08月
2005年08月31日
『肉まん』それとも『豚まん』?(ネットショッピングがまだ無かった頃その3)
前回に引き続き、ご当地商品について書いていきたいと思います。
東京土産に買って帰ったものの続きになりますが、この商品については日持ちの関係から購入当日に渡せるヒト向けに、且つ、夏は土産用の購入を避けるようにしてきました。
たぶん、大阪を出られる際に購入される方も多いのではないでしょうか? 特に新幹線に乗る前、新大阪駅で。それも気分的にはお土産半分、自分が食べる為半分という感じで。
どの販売店に行っても、必ず湯気と独特の香りが漂っている、そう、それは551蓬莱の『豚まん』です。
蒸したての豚まんを赤い紙箱に入れて売っている中華のお店で、大阪難波に本店があり、市内を中心にデパ地下や駅構内に店舗を出しておられます。
厚めの皮としっかりした具で、ずっしり感があり、腹持ちの良い商品で、大阪の人間で、通天閣に登った事は無くても、これを食べた事の無い人間は少ないと思います。
さらに、大阪の庶民に愛されるだけあって値段もリーズナブル。最近自分で購入していないので正確には言えないのですが、2個入りで¥300前後のはずです。
一人で2個も食べればお腹も充分満足です。また、どのお店でも大抵、中華ポテトや餃子、シュウマイ、小エビのてんぷら、甘酢肉団子などの惣菜も一緒に扱っているので、これにビールがあれば、週末、各方面に帰るサラリーマンのお父さんにとっては新幹線の中で食べる最適な酒の肴になります。
実際、夕方6時前後の以降の新幹線では、発車後、最初に売りに来るのがビールとおつまみでしたし、殆どの方がビールを手にしておられました。30分もすると車内は薄っすら酒臭い状態になり、そこに様々な食べ物の香りが混ざり合う、一種独特な空気に包まれた状態になります。
でも大丈夫、それから暫くすると殆どの人はウトウトし始めるので車内の香りは関係なくなってしまいます。
ただし、夕方以前に『豚まん』を食べるときは気をつけて下さい。この『豚まん』君は、とても自己主張が強いらしく、食べ始めて数分もすると、必ずといっていいくらい車内をその独特の<豚まん臭>で満たしてくれます。車内の他の人全員に食べている事がバレてしまいますので、お年頃のお嬢様は控えられたほうが良いかと思います。
(豚まんにかぶりつく姿は幸せそうに写るかもしれませんが、必ずしも美しいものではありませんので。)
話が少しそれますが、関西でも最近は「肉まん」「中華まん」という言葉が定着してきましたが、やはり、言葉としては『豚まん』が一般的でしょう。
では、なぜ関西では『“豚”まん』なのでしょうか?
私自身が関東で暮らした中で体験により学んだ事ですが、<関東>と<関西>では「肉」の文化が異なります。
関西では「肉」=「牛肉」ですが関東では「肉」=「豚肉」なのです。
ですから、関東で食堂に行って「焼肉定食」を注文すると、ほぼ間違いなくブタ肉の定食が出てきます。ウシの肉が食べたければ必ず「牛焼肉定食」と注文せねばなりません。
また、「やきとり」ならぬ「やきとん」のお店の存在にもびっくりしました。
関西では、豚肉を串にさして焼いて食べるということはあまりメジャーではなく、どちらかといえば衣を付けて揚げてしまう「串かつ」のほうが普通なのです。
最近では、関西でも美味しいおそばが、そして関東でも美味しいうどんが食べられるようになりましたが、1990年代半ばではまだまだの状態でした。
その頃私が失敗した食べ物、それが、『肉うどん』でした。神奈川県川崎市の幹線道路沿いのとある食堂で不注意にも“これ”を頼んでしまいました。
出てきたものは、“ごわごわした味の薄い豚肉の乗ったムニュムニュのうどん”でした。
一方、一緒に入った従兄は当たり前のように盛り蕎麦を頼み、こしのある蕎麦を美味しそうに食べ、その後、蕎麦湯まで貰っておりました。
本当に関東では、よほどでない限り、その辺の食堂でも蕎麦の注文で失敗する事はないようです。(大阪でのうどんも然りですが。)
関西から行かれる皆さん、今でも町の食堂ではこのような事が起こるかもしれませんので、注文時には確認してくださいね。
逆に、関西に来られる皆さん、大阪では『他人丼』のお肉は「牛肉」です。「それじゃ、牛丼じゃないか!」って?
いいえ、牛丼は卵でとじませんから。大阪では間違いなくこれが『他人丼』です。
さて、551蓬莱の『豚まん』に話を戻します。かなり以前から、スーパーなどでは縦長の袋に入った小ぶりの蓬莱の『豚まん』なるものが売られておりますが、正直、お店で作られているものと比べると全然美味しくありません。
デパートなどで行われる名産品展等で実演販売があるようでしたら、ぜひそれを買ってその場で食べて見てください。
また、お家に持って帰られてレンジでチンしても、そちらのほうが、商品には悪いですが、間違いなく先ほどの小ぶりの豚まんより美味しいはずです。
そして、修学旅行などで大阪に来られる皆さん、自分達でこの『豚まん』を作って食べる事が出来る体験コースを551蓬莱さんでは行っておられましたので、一度問い合わせて「大阪の味」作りにチャレンジして見てはいかがでしょうか?
次回は、<地域限定だったが無くなってしまった商品>について書いていこうと思います。
追記;551蓬莱さんのサイトによると、スーパーなどで売られている『蓬莱の豚まん』は別会社『蓬莱本館』さんの商品で全く違うものだとのことでした。
どうりで味が違うはずです。大阪の人間でも間違えてしまうこの商品名、問題あるのではないでしょうか?
2005年08月29日
「地域限定」がお土産の“命”でした(ネットショッピングがまだ無かった頃その2)
ご当地商品、特にグルメ商品がネットを通じて買える現在ですが、ネット販売が生まれる以前には、何分、食品である為、安全性、つまり衛生面の観点から、やはり“手土産”として持っていく方法が一般的だったと思います。
(実際、現在のグルメを中心としたネット通販が成り立つのは宅配便の保冷技術の発達があればこそなのでしょうが。)
その為、どうしてもお土産となると日持ちのするものに偏りがちで、、バラエティーに乏しく、全国どこでも似たような商品ばかりになっていたかと思います。
(観光地のお土産では“○○に行って来ました”“〜のたまご”といった具合で、今もこの傾向はあまり変わっていないようですが。)
ところが、1990年を挟んだ頃から「地域限定」を謳った商品が出始めました。
まず、漫画「美味しんぼ」で各地の食材や料理が全国に紹介され、続いて、漫画「夏子の酒」により、地酒、特に吟醸酒に注目が集まる地酒ブームが起こりました。ヒトの目が「地方“(色)」に向けられる大きなきっかけだったと思います。
また、グリコが試験販売的に近畿地域限定で(同時期に札幌でも販売されていたとの情報もありましたが)『つぶつぶイチゴポッキー』を売り出しました。
さらに、1992年11月にはキリンビールが関西地域限定で『キリン関西風味生ビール』を販売、その後1994年4月には京都府内限定で『キリン京都1497』を販売しました。
キリンから遅れる事、約2年、アサヒビールも負けじと、1994年2月に『アサヒ生一丁』というビールを関西限定で売り出しました。私の記憶では、『生一丁』はかなり長い期間販売されていたように思われます。
1996年まで、東京で暮らしておりましたので、大阪土産にはこれらの商品を良く使わせてもらいました。どの商品も評判は上々でした。
1994年4月1日の酒税法改正に伴い、ビール製造量の枠が(年間2000klから60klへ)大幅に緩和され、“地ビール”が解禁となりました。
第一号は新潟県の『越後ビール』だったと記憶しています。
このようにして、「全国どこでも同じ」というナショナルブランド全盛の時代から、「地域の特性を売り」にしたプライベートブランド(この言葉は90年後半以降の「価格破壊ブーム?」の際、ニュアンスの違う使われ方をしましたが)台頭へと流れが変化したのがこの時期でした。
それまでの、全体主義的な価値を求める傾向から、個人が個性を求めようとする傾向へと日本人の価値観が変化し始めた表れだったと言えるかもしれません。
私見ではありますが、この背景には、1991年夏まで続いた、<バブル経済>がもたらした、金銭面を主とする“余裕”とそれに伴う個々人の“選択肢の増加”があるのではないかと思います。
ジャパンマネーにつられ、世界中から様々なブランドが日本に入ってきましたし、多くの人がビジネス、レジャーで海外に出かけ、“本物”を体験してきてしまったのですから。
自ずと選択肢は増えますし、また選択眼を持つようになるはずです。バブルがもたらした良い副産物といえるのではないでしょうか?
話を戻します。同じ頃、大阪では「焼きたてのチーズケーキ」ブームが起こり、その中でも『りくろーおじさんのチーズケーキ』がほぼ一人勝ちの人気を誇っておりました。最盛期には難波エリアを中心にかなりのお店を展開されておられました。
現在も難波高島屋さんの近くでお店を出しておられます。やはり、焼きたてのホールサイズのチーズケーキが確か¥500で、ケーキの上にはおじさんのキャラクターがしっかりと焼印され、どこのケーキかは一目瞭然という戦略が大きかったと思います。
また、“焼きたて”を買いたい人の作る行列が、人の目を引き、さらに人を呼び込む相乗効果もうまく活用されていたのかもしれません。
私自身は2度ほど、東京へのお土産用として並んで買いました。ケーキの中には、アクセントでしょうか? レーズンが入っていた事を覚えています。
あっさりした優しい味の「ふわふわ系」ベイクドチーズケーキでした。
この時期にはテレビや雑誌も大きく取り上げ「食べるならこれしかない」的なすごい騒ぎとなっていました。
個人的には、これよりもっと美味しいと思うケーキを見つけたため、その後はそちらのケーキをお土産にするようになりましたが・・・。
そのケーキは中側がもっと柔らかくトローッとした感じで、例えるなら最近流行っている『窯出しチーズケーキ』に近い食感でした。
ですが、このケーキは雑誌などに取り上げられる事は殆ど無かったようで・・・個人的にはいつでもすぐ買えて嬉しかったのですけれど。
最近はお店の前を通るだけになってしまった為、今も売っているかは不明なのですが、今週末頃に調べて見る予定です。
まだ販売されていて、味も変わっていなければ、ぜひ、お店の名前と場所を紹介したいと思います。
次回も引き続き、東京土産に買って帰ったもの、地域限定だったが無くなってしまった商品、自分でネット購入した食べ物についての感想などを書いていこうと思います。
2005年08月28日
ガンダム展感想(サントリーミュージアム天保山)
前回のブログで書きましたとおり、今日はサントリーミュージアム天保山にて今月末(8/31)まで開催されているガンダム展の感想を書きます。
前回のブログでお判りのように、この展覧会はあくまで映像作品としての<ガンダム>を題材とした、現代美術展ですので、単にアニメ作品が好きと言う方には少々不向きな内容かもしれません。
そのような方でも楽しめる作品も幾つかはありますので、一度見て見るには良いかもしれません。(アニメファンの方は、海を渡った対岸のUSJ内にある毎日放送の建物内でアニメ原画展が行われているのでそちらをご覧になっては如何でしょうか?)
入場してまず最初に目にするものが、開催前から注目されていた、1/1スケールのコアファイターです。
ラストシーンで、敵要塞から脱出したアムロが乗っていた機体という設定の下に作られているので、機体が右に90度傾いて展示されているこの作品は、リアルなほどボロボロです。
機体の周りでは、宇宙をイメージしたCG映像が映し出され、不思議な雰囲気を醸し出しておりました。
今回のガンダム展の公式HPにはこの作品の製作過程が載せられておりましたが、最初は綺麗に作り、それをここまで壊したようです。
http://www.gundam-exhibition.jp
個人的には、完璧なほどに作りこまれた、どうだ!というくらいピカピカのカッコイイ、コアファイターでも良かったのにと思ったのですが。
次の部屋には、四つんばいになった女性キャラ、セイラマスの巨大な像が展示されておりました。すごい表現力ですが・・・グロテスクでした・・・。
次にあったのが、巨大な油絵、個人的ではありますが今回の作品中で絵画としては最も素晴しいと感じたのがこの作品、
会田 誠さんの 『ザク(戦争画RETURNS番外編)』です。ザクというロボットの姿を借りて描かれていますが、まさに、ヒトです。
生々しいほどに「戦場にいる人々」の感覚が伝わってきます。攻撃性、怒り、痛み、恐怖、火薬や、土や、汗、油の匂いまで伝わってきそうです。
それにもかかわらず、なぜかその絵からは微かなおかしみまで感じられるのです。
開催初日の閉館後、さらに作品に筆を入れられただけのことはある、非常に細かく書き込まれた、ぜひとも観ておいて頂きたい作品です。
完成した当日でしたので、油絵の具の香りもそのままでした。
お隣には小谷元彦さんの連作、『胸いっぱいの愛を』です。会田さんと共にトークショーに参加されておりました。写真とCGを合成した作品です。
いずれも場面は瓦礫の散乱する荒れ果てた戦場で、その中でいすに座り肢体も生々しくこちらに視線を向ける軍服を着た女性、兵士の死体達、骸骨などの連作です。
他には、戦艦ホワイトベース内にある主人公アムロレイの部屋を再現し、室内のモニターに、日本各地のアムロと同じ年の少年達の姿を順に映し出していく作品、ビームライフル型の筆や柄の部分がジオングの頭部になった筆、それらの筆を用いて書かれた書やデザイン、ガンダムの中の有名なセリフを万葉仮名風に全て漢字で書としてしたためたものといった作品、ポップなかわいいキャラクターとしてガンダムや他のロボットを描いたものもありました。
残念な作品としては、大きな透明のビニール製の空間内に、コケを植え、そこへ、ミスト(霧)状の水分を与え、LEDの光を当てる事により、密閉型のコロニー空間を表現しようとした作品があったのですが、安全性の観点から美術館側のOKが出ず、実際に稼動させられなくなっているものがありました。
見に行ったのは開催2日目でしたが、その時点で、空間内のコケの一部は駄目になりつつある状態でしたので、会期末に近いこの時期に、その作品が残されているかは不明です。この作品を作られた方もトークショーに参加されており、以前は庭師だった経験もお持ちの方でした。
変わった作品としては、観覧者参加型作品でニュータイプ適性検査を体験するというものがありました。一次試験は画面上に裏返しで映し出されるESPカード(透視力テストに使われる丸や三角や星型などの模様が書かれたカード)の中から2枚を選択し、同じ絵柄であればOKというもので、4−5回のテスト中2回当たると2次試験である、適性検査試験に参加出来るというものでした。
展示されている適性検査の機械や道具はそれらしく出来ており、でも、ウサン臭い雰囲気も醸しておりました。
かなりの人が、1次試験に並んでおりましたので、後ろのほうからモニターを見てチャレンジした所、4回連続でカードを的中させることが出来ました。
「ニュータイプなのか?」という気持ちもちょっと顔を出しかけましたが、それよりも、「要らない所で運を使ってしまった」という気持ちのほうが大きかったのが事実です。
少し行くと、いよいよ出口。出るといきなりおみやげ物のコーナーです。
あまり欲しいと思うものは無かったのですが、その中で唯一目を引いたのは完全受注生産品のコアファイターです。
大きさはそれほどでもありませんが、展示されていた1/1スケールのコアファイターの縮小版で、リアルに作られています。
但しお値段は云十万円でしたので、とても良い物ですが、今回は・・・敢て・・・遠慮しておきました。
代わりに、図録(¥2800は高め)と、透明パーツでとても綺麗なガンダムのプラモデルを購入しました。プラモデルはこの売り場でのみの販売とのことでした(価格も¥1260と安め)ので、買って損は無いと思います。
アニメとしてのガンダムが好きな方は1階のミュージアムショップを覗いて下さい。まるで、ガンダム専門店のようになっています。
こちらではアニメとしてのガンダムのグッズや書籍がたくさん揃えられており、大人も子供もOKだと思います。ショップの前には、ザクの大きな人形が飾られており、自由に写真を撮ることが出来ますので、記念に1枚も良いかと思います。
ともかく開催期間は余りありません。展覧会に興味のある方も、ガンダムグッズに興味のある方も、時間があるようであれば、ぜひこの機会に大阪天保山のサントリーミュージアムにお越し下さい。
2005年08月26日
ガンダム展もうすぐ終了です。(天保山サントリーミュージアム)
大阪天保山のサントリーミュージアム打開最中のガンダム展の会期終了が迫ってきました。
そこで今日は7月に行われた参加アーティストによるトークショーと作品について書きたいと思います。
開催されたのは展覧会開催翌日の7/16(土)14時からでした。
参加アーティストは会田誠さん、小谷元彦さん、篠田太郎さん、常盤響さんの4名、そして今回の展覧会を統括されたキュレーターの栗谷隆司さんと、ミュージアム学芸員の大島さんの合計6名で進められました。
パネラーは全て30代から40代前半の男性でした。
栗谷さん曰く、男女問わず参加を募ったが、実際今回の参加者リストを見ると、結果的に男性アーティストだけによる展覧会になっていたとのこと。
男女間で比較すると、傾向的に、女性はキャラクターへ、男性は物語性への反応が大きく、ガンダムというストーリー性の強い作品がテーマだったため今回のような男性のみの展覧会になったのではという分析をされていました。
(逆にキャラクター性が強いものでは、ドラえもんやキティーちゃんが挙げられます。実際、これらをテーマにした展覧会では、男女両方のアーティストが参加されていました)
今回の展覧会にあたり、キュレーターさんを始めパネラー一同が到達した感想としては、ガンダムはそれ以前の作品と比較しても、より一層『男の子の思春期の感性、感情が大きな』作品であり、
それゆえ、ガンダムの裏キーワードは『童貞』に帰着したとのことでした。男としては伝えたい事がなんとなく分かるような気がしました。
さらに、物語性の大きさ、強さという<ガンダム>が持つ“スケールの大きさ”から今回の展覧会での展示内容に対する、見る側の“理解のハードル”は、かなり高めに設定される結果となっているらしいのです。
つまり、一見しただけでは「えっ?これがガンダム??」という感じを受けるかもしれないが、じっくり見て感じると、その深層部は「ああ、やっぱりガンダムなんだ」という作品が多くなっています。
その根本にあるのは、『アート ノットコール エンターテイメント』であるべきという考えです。
作品を通して、スリルや、疑問や、閃きを提供出来るのが『美術』だろうし、正直、<ガンダム>と名の付くもので一番面白いのはフィルム作品としての<ガンダム>だろうから。
そういった意味では今回の展覧会は、『現代美術のグループ展』であり、<ガンダム>の持つ「世界観」に立ち向かった美術家の人々の作品展という位置にあるといえます。
事実、今回の展覧会に際しては、予算、準備期間ともに、すごく突っ込んでおり、昨日まで徹夜続きの状態にあったとのコメントでした。
パネラーの一人、会田誠さんに関しては、開催当日の15日も開催時間終了後、さらに作品に手を加え、今朝方やっと納得行く形に完成させたとのことでした。
裏話として、ガンダム展開催に際してガンダムを製作した<サンライズ>側からは「ガンダムから離れたよりアート的なものになってほしい」とのコメントを得たが、おもちゃを作る側の<バンダイ>からは逆のコメントが出されたとのことでした。
トークショーも終盤、作品構成上、切っても切れない「<戦争>とガンダム」の話題になりました。色々な戦争解釈などの話も出ましたし、展示作品には戦時下での心情表現的なものもあるのは事実ですが、今回は<戦争、戦争>的な事にはなっていないとのことでした。
トークショーの最後に、パネラーの共通した気持ちとしてこう仰いました。
『 会場で、言葉を介さずに体験して欲しい。・・・作家さんの伝えたかった事が伝わると思います』
『ガンダム展 GUNDAM GENERATING FUTURES 来るべき未来のために』
会期は8/31まで。10:30-19:30(最終入場は19:00まで)特にガンダム世代の男性の方、今週末にでも如何ですか?
(お子さんには、海遊館と、マーケットプレイスのアイス博覧会をどうぞ)
明日は、私の見たガンダム展の感想を予定しています。
2005年08月25日
妻が見つけたカピバラさんのこと(かわいい?)
それは、8/23のブログで書いた<カピバラさんの消息>を知る少し前のことでした。
「こんなのが載ってたんだけど」妻が嬉しそうに教えてくれました。
それはコンビニでたまたま買った雑誌『ねーねー』の8・9月号でした。
(主婦と生活社 発行 特別定価¥700)
この雑誌、表紙の表記によると1995年から発行されており、現在は奇数月の15日に発売となっているようです。
一見すると、絵本雑誌のようですが、中には、リラックマや、アフロ犬、パンダーゼット等コンビニで見かけるキャラクターのお話も載っているちょっと変わった絵本でした。
妻は表紙に描かれていたアランジアロンゾさんデザインのカッパやベビーわるものというキャラクターを見て買ったようなのですが。
(確か愛知万博のキャラクターモリゾー&キッコロをデザインしたのもこの方だったと思います。)
そこに載っていたのが<カピバラさん>というキャラクターです。
著作権等の都合で掲載が禁止されていますので、どんなキャラクターかは下記URLもしくは雑誌『ねーねー』の8・9月号の表紙の裏ページと68−69ページを見て下さい。
ホームページでは実在するカピバラの写真と情報も載せてくれていたかと思います。
この漫画の<カピバラさん>は「のんびりマイペースで我が道を行くなごみ動物です。草を食べるのと温泉が大好きで、普段は「キュルキュル」怒ると「グッ!」と鳴きます」
と言う設定になっています。
じつはこのカピバラさん、『ねーねー』に4コマ漫画として載り出したのはつい最近なのですが、キャラクター自身の歴史はもう少し古く、2003年頃にゲームセンターなどにあるクレーンゲームの景品として登場しているらしいのです。
もしかすると見られたり、手に入れられた方もいらしゃるかも知れませんね。
私自身、まだ見たことはないのですが、カピバラさんのぬいぐるみや絵本が8月から発売されているようなのです。
ぬいぐるみは株式会社 バンプレスト ライフクリエイティブ ディビジョン 03-3842-1305(月-金10時−16時)
URL http://www.banpresto.co.jp
絵本はゴマブックスから発売予定です。
カピバラさんをデザインしたTRYWORKSさんのURLは
URL http://try-works.big-e.ne.jp/home/ です。
この癒し系キャラ、もし見かけたら一度触ってみて下さい。
私達もカピバラさんのいない寂しさをこれらアイテムで癒してもらえればと思います。
2005年08月23日
カピバラさんのこと(宝塚ファミリーランドの動物達は今 その2)
お盆休み前のブログで宝塚ファミリーランドに居た動物達の引越し先について書きました。
その際に載せた引越し先リストに載っていなかった動物がいました。
それが<カピバラ>です。
この生き物、柴犬くらいの大きさでのっそりしており、色も黒っぽくて間違っても動物園で目立つタイプではありません。
ですが、すごく気に入ってしまったのです。
そこで下記の文面で親会社であった阪急電鉄の広報室さんに問い合わせて見ました。
『宝塚ファミリーランド閉園からもうかなり経ってしまったこの時期に、このような質問を致し誠に申し訳ありません。
閉園前のニュースで、何種類かの動物については行き先を知る事が出来たのですが、その他の動物については報道が無かった為ずっと気になっておりました。
2001年に結婚して以来、(近年ではほぼ毎回)、妻に連れられ宝塚歌劇を見に行って居ります。
ですので、大劇場の前に立つ度、そして、改装されたガーデンフィールズに行き、ドッグラン施設や中華料理屋さんで食事をする度に、遊園地と動物園のことを思い出します。
なかでも気になるのが、今回問い合わせました「カピバラ」です。
確かホワイトタイガーの斜め前あたりで飼育されていた動物で地味ーな感じの動物ではあったのですが。
あれは2002年(もしかすると2003年だったかもしれませんが)の宝塚歌劇バレンタインデースペシャルの時の事です。1部が終わり、2部までの待ち時間にファミリーランドの動物園に行きました。まだ真冬でとても寒い日でした。
鳥がいる屋内施設を見た後、ホワイトタイガーを見に行こうとしたとき、彼らに出会いました。
コンクリートそのままの展示場で、コンクリート製の大きなU字管状のものをひっくり返して小屋が作られていました。そのなかで、ちょっとヌボッとした顔の生き物が二匹並んでいました。たぶんつがいだったのでしょう。
寒さを防ぐ為か?ぴったり寄り添っておりました。呼びかけてみましたが、鼻先を少しヒクヒクさせるていどでじっとしていました。支えあう仲良い感じが伝わってきました。それが「カピバラ」だったのです。
二人して、「あんな風になりたいね」と話し合いました。(今は、攻撃しあうカンガルー夫婦になりつつありますが)
サイトに載せられていた移動先の表にはカピバラの名前はありませんでした。(非常に心配になりました)
消息が分かるようでしたら、ぜひ会いに行きたいと思いますので、お手数かとは思いますが、一度お調べ頂けませんでしょうか?宜しくお願い致します。』
そして次が広報室さんからのお返事でした。
『阪急電鉄広報部Mと申します。平素は阪急電鉄をご利用賜りまして誠にありがとうございます。本日は電子メールをありがとうございました。
H様から頂戴いたしましたご質問につきましてご回答申し上げます。
「カピパラ」につきましては、誠に残念ながら閉園前に元気がなくなり、順番に死んでしまったとのことです。
周りの環境の変化についていけなくなったと言うのが原因らしいです。
どうかH様には、いつまでも「カピパラ」のように夫婦仲良くお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
今後も阪急電鉄および阪急グループをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。』
周りを気にせず自分達のペースでのんびり暮らしているように見えた彼らでしたが、閉園に向け、いなくなっていく周りの動物や、今までにはない園内の雰囲気に耐えられなかった、本当はとても繊細な生き物だったのです。
それに、相次いで死んでしまうなんて・・・本当に最後まで仲良しだったことがよく分かりました。
この事を妻に話すのはとても辛かったのですが、その夜、やっぱり話しました。妻も良く分かってくれたようです。(その後、夫婦喧嘩しなくなったわけではありませんが)
ファミリーランドと、彼らのことはこれからも忘れる事は無いと思います。
また、9月には宝塚大劇場に行くと思います。その時には妻と一緒に彼らのいた場所付近(今の住宅展示場付近かと思うのですが・・・)で手を合わせてあげたいと思います。
カピバラさんについては明日もう少し書きます。(明日のは明るい話です)
2005年08月20日
祝1周年(レディが来てから1年経ちました。)
我が家のワンコ、アメリカンコッカースパニエルのレディがうちに貰われて来て、ちょうど今日で1年になります。
義妹という立派な獣医さんのおかげで、大きな病気をすることもなく元気に育ってくれました。
我が家に来た頃はまだ小さな子犬だったのですが、今ではもう一人前のワンコの大きさです。性格はお転婆娘でお世辞にもお上品とは言えませんが、まだまだ遊び盛り、これからの躾で何とか名前通りの<レディ>となってくれるよう夫婦共々頑張ります。
毎日少しずつでもいい子になっていこうな、レディ。
写真が続きます。
2005年08月18日
以前の夫婦関係、現在の夫婦関係?(鳥の置物)
今日は自宅にある鳥の置物を2点紹介します。
1点目はフクロウの夫婦の置物です。2003年に大阪市内の露天で偶然見つけました。
メスがオスのほうへちょっともたれ掛かる様な雰囲気で、いい感じだったので買ってしまいました。
(その時はうちの夫婦そっくりだなあと思ったものですから(笑))
今までのブログでお気づきだと思いますが、私自身、基本的に動物が好きなため、どうしても生き物関連の商品に目が行ってしまうのです。
年月は過ぎ、今年2005年の1月、妻が誕生日プレゼントでくれたのがこのニワトリの夫婦の置物です。
今年が酉年だということで製作されたものらしいです。
オスが話しかけるような雰囲気でメスの顔を下から覗き込んでいるちょっと情けない、もとい、仲睦まじい雰囲気の置物です。
今これを見るたび、うちの夫婦そっくりだなあと思います。
これら2つの置物は、いずれも裏を見ると3本の波のマークが描いてあり、デンマークの陶器メーカーであるロイヤルコペンハーゲン社の作品だと分かりました。
フクロウには2003と描かれた飾りがつけられており、今年のニワトリの置物同様、その年を記念して作られた置物だったようです。
聞く所によると、その年により、鳥だけでなく他の動物が記念の置物として作られているらしいので、また今度、「夫婦で仲良く」調べてみようと思います。
2005年08月17日
見ごたえ十分(ロイヤルスウィートウェディング IN USJ)
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)では、期間限定で2種類のパレードが行われています。
一つは、以前ブログで書いた<ハッピーハーモニーセレブレーション>(開期8/28まで)、そしてもう一つが今日ご紹介する<ロイヤルスウィートウェディング>です。
我々が訪れた日は、生憎の曇り空で、時折激しい雨がざっと降る状態でした。
そのため、この日の<ハッピーハーモニーセレブレーション>は全て中止となり、我々を含めた大多数のお客様は夕方5時30分から行われる<ロイヤルスウィートウェディング>
に最後の望みをかけて待っておりました。
5時頃からは雲も晴れ、夕焼け前の太陽が、じりじり照りつける夏の天気になりました。それとともに、飲み物や、冷凍パイナップルを売る移動屋台がパレード前の大通りに現れ、待っている人向けに「ひと商売」やっておりました。
<ロイヤルスウィートウェディング>は移動距離の長いパレードで、池を挟んだパーク内左側の大通りに沿って通って行くため、大人も子供も、割合ゆったりと見物出来ていました。
このパレードのストーリーは、シュレックとフィオナ姫の結婚式にパーク内のキャラクター達がお祝いに駆けつけるという設定になっており、キャラクター達は大きなバルーンで出来ています。
何より驚いたのは、これらキャラクターのバルーンの大きいこと!?ビルの3−4階位の高さはあったと思います。
さらにもっと驚いたのは、これらキャラクターを支え、移動させているのは、車ではなく『生身の人間』だったのです。1つのバルーン当り10人前後の人間が紐を持って支え、その周りでは様々な衣装を着たダンサーさん達がパフォーマンスを繰り広げてくれました。
また、時折吹く強めの風に煽られてあらぬ方向にバルーンが倒れ掛かりそうになるといった、ハプニングとスリルもたっぷりのイベントでした。
パレードの順番ですが、先頭はウッドペッカー、続いて、エルモ、クッキーモンスター、ビッグバード、スヌーピー、チャーリーブラウン、ルーシー、ハローキティの順で、最後に本物の馬車に乗ったシュレックとフィオナ姫が登場します。
踊りに、紙ふぶき、そして様々なキャラクター達が繰り広げる楽しく華やかなこのイベント、開催は9月6日までです。
夕方4時以降には割引入場券トワイライトパスが発売されていますので、夕涼みがてら、ぜひこれを利用してUSJを楽しんでください。
このパレード、見ても決して損はしないと思いますよ。
(追加写真もあります。)
2005年08月16日
天王寺で買ったもの
今日は、昨日のブログでは書けなかった<天王寺で買ったもの>を紹介致します。
<眠る白熊親子>の焼き物です。
購入したのは阿倍野近鉄百貨店の6階にあるリヤドロというスペインの焼き物メーカーのお店です。
たまたま6階に行ったところ、フロアーの改装前セールということでお店の前で福袋セールをやっておりました。
このお店には陶器で出来た精巧な人形がたくさん飾られておりましたので、ちょっと覗いて見ようと中に入りました。
いろいろ見ている途中、たまたま目をやった商談用テーブルの上に、この親子は居ました。
親子の醸し出すなんともいえぬ雰囲気と夏の暑さにぴったりの涼しげな感じにちょっと心が動きました。
そこで「この熊は幾らですか?」と尋ねたところ、なんと、この熊が福袋セールの商品だというではないですか。
福袋にはこの熊以外に、もうひとつ小さな弟を寝室へ運ぶお姉ちゃんの人形が入っているらしいのです。
その人形も白熊の隣に飾られていました。
ですがこの人形、ヨーロッパの作品に共通した、目つきがきつい感じの人形だったのです。
夫婦して思案することウン十分、結局購入することに決めました。
お店の方に福袋の中身を見せてくれるようお願いしたところ、福袋は最後の1つだけで、今見た熊と女の子の人形がその中身だと言われました。
これら陶器は一つずつが手作業で描かれているので全く同じものはありません。ですから比較をしてみたかったのですが、今回それは叶いませんでした。
ただ、お店の方曰く、とてもお買い得な値段とのことだったので、高いかなあとは思いながらも勇気を出してカードで購入しました(笑)。
今日から秋風を感じられるまでの間、この親子には涼を感じさせてもらい、少しでも元を取らせてもらおうと思います。
購入時に、カタログを貰ったのですが、その中にこの熊も載っていましたので正式な名称を書いておきます。
白くまのおひるね サイズ 11×19cm Ref.01008062
銀座に大きなショップがあり、三重県の志摩スペイン村パルケエスパーニャ内にも大きな店舗があるそうです。
素敵な作品がたくさんありましたので、何かの機会があればぜひ見に行ってください。(見るのはタダですから)
